ロサンゼルスでの運転の注意点 ~フリーウェイ(高速道路)編~
04.10.2023 | カテゴリー, LAお役立ち情報, カスタマーサービス部門
ロスアンゼルスの交通ルールは日本と似てるようで実はかなり違います。これからロスアンゼルスへの引っ越しをされる方、将来引っ越しを考えている方、すでに生活をされている方にとって少しでも参考になればと思っております。
高速道路(フリーウェイ)が無料って本当?
はい、無料です。もちろん料金所などはありません。(一部トールロード (Toll Road)と呼ばれる有料道路もあるので注意!)そのため、降り口を過ぎてしまったりすることも。そんなときも焦らず次の降り口で降りれば大丈夫です。焦って急いで車線を変更することは大変危険です!ただし、降り口によっては治安の悪い地域もあるので、こちらも注意が必要です。初めて行く土地では、周辺情報やいくつかのルートを事前に把握しておくと良いでしょう。
カープールレーンとは!?
ロスアンゼルスのフリーウエイには、カープールレーンという通常車線とは分けられた特別な車線があります。自分を含め2人以上乗車していればカープールレーンを利用して走行可能なのです。通勤時間などは本線が渋滞していてもカープールレーンならスイスイで走れてしまうこともあるので2人以上乗っていれば便利に使えることもあります。1人で乗っていると違反切符をもらってしまいますので注意が必要です!
カープールレーンに入れる場所が決まっている!
カープールレーンへはどこからでも入れるわけではなく白線の破線からしか入ることができません。
十分な車間距離を取りましょう!
フリーウェイの平均速度は70~80 mile/h(112~128 km/h)です。この速度なので急ブレーキを踏んでも車はすぐには止まれません。日本の教習所では70km/hで走ってる場合、ブレーキをかけてから完全停止するまでに70メートル必要と習いましたね。ということは100km以上の速度の場合は100メートル以上の距離が必要だということです。実際そこまで間隔をあける必要はないですが、前方の車が急ブレーキしたとしても間に合う程度の車間距離は必要です。
車線変更の時は目視を行いましょう!
ロスアンゼルスのフリーウェイの車線は5~6車線もあるんなんてこともあります。そのため自分が真ん中の車線を走っている場合、左右に車がいることもよくあります。左右の車が視覚に入ってしまっている場合は、バックミラーやサイドミラーには映らないので、ミラーだけしか見ないで車線変更したら他の車にぶつかってしまうこともあります。取り返しのつかない事故を起こさないよう、きちんと目視をして隣の車線に車がいないか確認してから車線変更をおこなうことを心がけましょう。
こちらは、フリーウェイ(405)を実際に運転したときの動画です。フリーウェイに乗る時と降りる時の動画を撮ってみました。カープールレーンも登場します。「フリーウェイは怖くて運転できない!」という方も、実際の様子を見ていただくことでイメージしやすいかと思います。
▼フリーウェイに乗る時
▼フリーウェイを降りる時
いかがだったでしょうか!?日本の高速道路とはずいぶん違うことがお判りいただけたかと思います。ロスアンゼルスの生活でフリーウェイの利用はかかせないもの。交通ルールを守って安全運転で便利に利用しましょう!
下記に、カリフォルニア州で運転をする際にお役に立つブログをまとめてみました。ぜひご確認ください!
カリフォルニア州の道路標識
道路交通に関するルール
カリフォルニアの制限速度
カリフォルニアの道路縁石の色の意味
カープール・レーン
カリフォルニア・ロサンゼルスの主なフリーウェイ
ロサンゼルスで実際に運転すると…?(一般道の場合)