ポリスレポートとは?ロサンゼルスでポリスレポートの作り方、オンラインも可能

04.13.2023 | カテゴリー, LAお役立ち情報

ポリスレポートとは簡単に言うと、「被害届」です。被害状況を警察が文書化したものです。

 

なんのために必要なのか?

自動車保険や、ご旅行中の方は海外保険を適用するため、パスポート再発行の際などにも必要となります。また、特に自分に非がない事故の場合はポリスレポートが証明となります。ポリスレポートは作成後、数日~数週間でオンラインで閲覧可能となります。このレポートを使って保険会社へクレーム対応をすることができます。カリフォルニア州では保険会社へクレームを入れる際、ポリスレポートの提出は必ずしも必要ではありません。ただ、ポリスレポートがあった方が証明として有力なためプロセスがスムーズになる可能性が大きいです。

 

作成方法

まずは、必ず証拠となる現場の写真を撮っておきましょう。作成方法は下記の3つがあります。

  • 警察に来てもらう
  • 警察に行く
  • オンラインで作成する(管轄によってはオンラインは受け付けていません。)

警察に来てもらう

緊急時には『911』を使いますが、当て逃げや車上荒らしなどの場合はローカルの警察署の電話番号に連絡をしてください。ここで連絡する警察は、被害に遭った場所を管轄している警察です。(例えばロサンゼルスに住んでいて、レンタカーをハワイで借りてハワイで被害に遭ったとしたら、ハワイの警察に連絡しますよね。)小さな接触事故等では警察を呼ばず、相手と必要な情報を交換し、後日保険会社を通してのやりとりになりますが、ケガをしたりまたは自分が加害者になった場合も被害者の場合でも、警察を呼びましょう。
当て逃げなどの場合、車の窓を割られて中の荷物を取られた場合、キャタリックコンバーター盗難にあった場合なども警察を呼び、ポリスレポートの手続きをしてもらう必要があります。

 

警察に行く

当て逃げなどの場合、車の窓を割られて中の荷物を取られた場合、キャタリックコンバーター盗難にあった場合、警察に連絡をしても交通事故などの対応で来てもらえず自らポリスステーションに出向くよう指示されることもあります。その場合、指示通りポリスステーションに行きポリスレポートを発行してもらいましょう。現場の写真、ID、車の情報などが必要になります。事前に必要なものを確認してから出向くと良いでしょう。

 

オンラインで作成する

当て逃げなどの場合、車の窓を割られて中の荷物を取られた場合、キャタリックコンバーター盗難にあった場合、オンラインでレポートを作成することが可能なところもあります。ただしこちらは一部の管轄のみのようです。

LAPDは https://www.lapdonline.org/file-a-police-report/  から可能です。

 

 

ポリスレポートは作成から書類のコピーの入手または閲覧できるようになるまで、数日~数週間かかることがほとんどです。警察への通報はあくまで事件の見分をしてもらうだけのため、その場でレポートをもらうことはできません。警察に対応してもらった場合も、オンラインで申請した場合も、ケース番号が存在するので必ず控えておきましょう。その番号があれば、自分のレポートの進捗を確認することができますし、保険会社とやり取りする際にも有用となります。数日~数週間後、管轄の警察署に行き窓口でフォームを記入しスタッフに提出します。10日営業日程度で発行されます。受取方法は管轄の警察署によって変わるので、問い合わせてみてください。

↓警察を呼んだ時はこのような名刺のようなカードを渡してもらえると思います。コスタメサではDR#(Department Report number)というところに事件の番号が書かれていました。Incident Numberだけではなく必ずPoice Reportであることを確認してください。インシデントレポートは犯罪が発生していない通報の記録ですので、Police Reportとは効力が異なります。

 

英語でなんて言う?

車上荒らしにあった:"My car was burglarized.”

キャタリックコンバーターを盗難された:"My car's catalytic converter was stolen."

当て逃げされた:'My car was hit and run."

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