Vol.57「失敗が成功への最短ルート」
11.19.2024 | カテゴリー, Atsushi Suzuki's Blog
皆さまこんにちは、鈴木です。
何か新しいことに挑戦するときに「失敗したらどうしよう」と不安を感じるときはありませんか?失敗を避けたいと思う一方で、実は失敗こそが成功への近道になることがあります。今日は、私の好きな英語のフレーズ『Fail fast, learn faster』についてお話ししたいと思います。
Fail fast, learn faster
直訳すると「早く失敗し、より早く学べ」ですね。私がアメリカを好きなところの一つに、失敗は決してネガティブなものではなく次に進むための重要なステップであるという考え方があります。
実際にこれを実践して大きく飛躍してるアメリカの企業は多く存在しています。例えば皆さんも良く知ってるAmazonやGoogleですね。
Amazonは2014年に「Fire Phone」というスマートフォンを発売しましたが、市場での反応は芳しくなく、最終的に販売を中止。Googleもまた「Google Glass」というスマートグラスを開発しましたが、一般消費者向けの市場では成功を収めることができませんでした。
しかしAmazonもGoogleもこれらの失敗の経験から得た教訓を活かし後の成功につながる革新的なサービスを生み出しています。最近ではTeslaの自動運転車も失敗を繰り返しながらサービスを世に出してる例だと思います。
失敗を「プロセス」として捉える
AmazonやGoogleが偉大な企業になった背景には、失敗を恐れずに挑戦してきたという歴史があると思います。逆に考えると成功するためには失敗というプロセスを経ないといけないので、失敗はある意味では成功に至るまでのマイルストーンですね。
小さな失敗で大きな失敗を防ぐ
小さな規模で失敗することで大規模な失敗を避けることができます。例えば、小さなプールで泳ぎを学ぶことで、大海原で溺れるリスクを減らすようなものです。失敗を小さく経験し、その中で学ぶことで、大きなリスクを未然に防ぐことができます。
私たちエコドライブも商品開発ではたくさんの失敗を経験しました。たとえば、月単位で車を利用できる『サブスクプラン』を立ち上げた際は多くの課題に直面しました。
保険料や駐車費用、仕上げ費用など、想定よりも多くの維持コストが発生したほか、車両の値落ちリスクにも悩まされました。しかし、こうした課題は行動を起こさなければ見えてこなかったものばかりです。失敗することでデータが取れ、それを検証することで改善を繰り返してきました。それによってサービス開始から1年経った今では50台以上所有することができて、8割以上が常時貸し出しで来ている状況になっています。最近では利用者様からのご紹介やリピーターのお客様も付き始めてきました。
これらの経験を通して、時間をかけて完璧な状態にしてから世に出すのではなくて、6-7割くらいの完成度でもとにかくリリースして、失敗しながらも利用者の声に耳を傾けて改善してコツコツ完成に近づけていくというのが成功までの近道であることが分かりました。
今日の話は仕事だけでなく子育てや教育などでも活かせるかもしれません。小さな失敗を経験させ自発的に学び成功体験を積み上げることで人は自信につながっていきます。そのためには、失敗を認め、挑戦しやすい環境を作ることが大切です。『転んでもまた立ち上がれる』という経験が、成長の大きな糧になります。
ぜひ、仕事や子育て、そして自分自身の成長のために、アメリカ流の『Fail fast, learn faster』を試してみてはいかがでしょうか。行動し、失敗し、学び続けることで、きっと成功への扉が開かれるはずです!
というわけで、今日は早く失敗することで早く学ぶことができる、という話をさせて頂きました。皆さま今日も素敵な一日を!
鈴木 敦
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