知っていましたか？アメリカのライセンスプレートの種類

06.21.2023 | カテゴリー, スタッフ日記

トーランス店　メカニックRyoです。

自分はアメリカのライセンスプレートが州ごとに違ってそれぞれ特徴がありとても好きです。

例えばフロリダ州だったらオレンジがモチーフになっていたり、アリゾナ州だとグランドキャニオンだったり、その州の特徴がライセンスプレートに表れていて、それを見るのが好きです。アメリカは国立公園などに行くと、色々な州から人々が来るので、いろんなプレートがありそれも楽しめる一つです。

しかし、自分はやはりカリフォルニアのライセンスプレートが一番かっこいいと思います。とてもシンプルですが、とても雰囲気がありますよね。皆さんご存知と思いますが、カリフォルニアのPassemger Vehicle（乗用車）のライセンスプレートは、７桁で『1ABC123』のように左から数字１つ、アルファベット３つ、数字３つの組み合わせとなっています。去年ぐらいから最初の数字が９が始まりましたね。

そこで気になっていたので少しで調べてみました。今の数字形式の『1ABC123』このような配列になったのは始まりが1980年だそうです。（ちょうど自分が生まれた年です）この時は青いライセンスプレートに黄色い文字でした。

この1980年が最初の数字の１から始まる年です。それ以前は６桁でした。

２が始まったのが、1982年（途中でデザイン変更）

３が始まったのか、1994年（ここから今のCalifornia筆記体デザイン）

４が始まったのが、1998年

５が始まったのは、2000年

６が始まったのは、2007年

７が始まったのは、2013年

８が始まったのが、2017年

そして、今、現在現行の９が始まったのが、2021年のようです。

このままいくと2027年前後には９が終わり、その後どうなるんでしょうかね。０になるのかまた1から始まるのか。そう遠くない将来なので楽しみにしています。

余談ですが、調べたところカルフォルニア州のライセンスプレートは全てFolsom State Prisonと言う刑務所内の工場で作られているそうです。ここは全米一大きいライセンスプレートの製造工場でカルフォルニア州の首都のサクラメントから車で40分位です。

カリフォルニア州は全米で一番車の登録台数が多く、以前はカルフォルニア州のみが7桁のライセンスプレートでしたが、今現在は15の州が７桁のライセンスプレートのようです。

自分が整備をしてて感じるのは、うちのお店ではお客様の車では５、６、７あたりで始まる車の整備が一番多いような気がします。４より以前はもうなかなか見かけなくなってきましたね。（ちなみに自分の車は４から始まるライセンスプレートです。）目指せビンテージ！

こんなことを知っていると渋滞にハマっても、あの車はいつぐらいに登録されたんだろうとか、車は古いのに９から始まったりしてると最近中古車で買ったんだなぁとか考えながら見てると楽しいものです。

Special interest and personalized license plates というオーナーの好きな文字を数字の配列で作るライセンスプレートも、その人が何を考えて何が好きなのか何が趣味なのかなど、つい見ると考えてしまいます。アメリカ人は通称vanity platesと呼んでいますね。自分の家のお隣さんは『LOVE FAM』家族愛を感じます。この前フリーウェイで見たのは『HATE GAS』もちろんテスラでした