アメリカで出産!入院から退院まで
03.16.2020 | カテゴリー, LAお役立ち情報, スタッフ日記, カスタマーサービス部門
こんにちは、エコドライブ美穂です。
先日、無事に第二子となる女の子を出産しました。
今回は、出産時の記録をブログとしてご紹介したいと思います!
少しでも、これからアメリカで出産するママさん・パパさんのお役に立てれば幸いです。
※私は39週で計画出産でした。
入院前
29週くらいのときに出産する病院へRegistration手続きをします。
産婦人科の先生または受付の方から、そろそろRegistrationしておいてね!と言ってもらえると思います。
29週になっても何も言われなければ、もうRegistrationしても良いか尋ねてみると良いと思います。
出産病院への登録方法は、病院にも異なると思いますが、私は下記の病院でRegistrationしました。
Providence Little Company of Mary
おそらく、サウスベイ在住の日本人の方はほとんどこちらの病院で出産しているのではないかと言うくらいメジャーな病院です。
予約をしてから病院に行きRegistration手続きを行う方法と、電話でRegistration手続きを行う方法があります。
第一子の時は病院に行ってRegistration手続きを行いましたが、今回は電話でRegistration手続きを行いました。
Registration手続き予約はこちらから =>> Hospital pre-registration
▼こちらもご参考までに。
産婦人科の先生 =>> David S. Lu, M.D.
4D UltraSound =>> FIRST LOOK SONOGRAM
38週の検診の時に出産日を最終決定しました。
産婦人科の先生から出産病院に入院予約を入れてくれるので、入院予約に関しては特に何もせずOKです。
入院当日
いよいよ入院当日!
★持ち物の例★
ママ :飲み物(ストローがあると良いです。)、羽織るもの(病室は寒いです)、コンタクト、メガネ、化粧水、携帯、
充電器(電源からベッドが遠いので長めのコード)、本など。(悪露対策グッズは病院にあります。)
赤ちゃん:赤ちゃん用の服、Swaddle、帽子など。(新生児オムツは病院にあります。)
20:00に病院に行きます。夜ご飯は食べて行ってもOKです。
3階に上がり、右へと進みます。
奥に見える扉の向こう側が入院病棟となります。
入り口の右にある電話が、中の受付とつながっています。出産のために来たと伝えると扉が開き中に入れてくれます。
扉を入ると受付があり、手続き書類に記入をします。
その後、病室へと案内されます。
こちらが病室です。ここで出産まで行います。
トイレとシャワーがあります。(病室のトイレを使用できるのは妊婦さんのみで、付き添いの方は外のトイレを使用します。)
奥にあるカウチはベッドになるので、付き添いの方も寝る事ができます。
ガウンに着替えて、準備完了です。
(ガウンは病院にあるものを着ています。可愛いガウンを持参したのですが、それを着たいってなんか言い出しにくかったです。。。笑)
このNSTモニターというモニターで、赤ちゃんの心拍と陣痛をチェックします。
上の青いラインが赤ちゃんの心拍、下の緑のラインが陣痛です。
この時はまだ定期的な陣痛は来ていません。
点滴の準備ができてから、同時に陣痛促進剤を投入します。
(点滴の針がなかなか血管に刺さらず、3人がかりで4回目に成功!涙。「いい血管なんだけどね~、血管がコロコロと逃げるのよ~」って言ってました。)
段々と陣痛が始まります。
痛みのレベルを「1~10でどのくらい?」と聞かれます。
3、、、4くらい、と微妙に強がって答えました。
エピドラ(麻酔です)を打つか?と聞かれ、結構痛くなってきたので「Yes」と答えました。
しばらくすると麻酔医が来て、背中から麻酔をします。
10分程で麻酔が効いてきて、痛みを感じなくなります。足の先が痺れる感じがします。
同時に尿道カテーテル(catheter)付けます。これにより、お手洗いに行く必要がなくなりました。
こちらの写真は、定期的な陣痛が来ている時です。
(317は隣の病室の方のものです。同じナースさんが対応しているので、どちらの部屋にいても監視できるようになっているのですね。)
子宮口の広がりをチェックしつつ全開になるのを待ちます。
いよいよ全開(10センチ)となると、先生が来てくれて「Push」が始まります。
出産後
赤ちゃんが産まれてからは、しばらく同じ病室で休みます。
その間に、背中の麻酔を外します。
赤ちゃんは横の台に乗せられています。電話でご飯を頼んだりして、休憩。
ご飯はメニュー表の中から好きなものを頼む事ができます。
※同伴者は$8で頼めます。(Cashのみ)
11時頃、車いすで赤ちゃんと一緒に別の部屋に移動しました。
こちらも個室で、トイレとシャワー、テレビがついています。(個室の写真を撮り忘れました。。)
Birth Certificateを記入したり、家族やお友達に出産報告をしたりしていると夕方になりました。
※このピンクのファイル(確か入院して数時間後に渡されたはずです。)に大事な書類が入っているので、しっかり確認しましょう!
ナースが何回か体調をチェックにしにきます。
夜に小児科の先生が来て、赤ちゃんの状態を確認していきました。
この日は、セレブレーションディナーを食べ(お肉、お魚などから選べます。)赤ちゃんと同じ部屋で宿泊です。
次の日の朝、担当医が体調をチェックしにきてくれました。
小児科の先生も来てくれました。
赤ちゃんはいくつかのチェック(耳や心臓など)を受け、無事にクリアすると家に帰ることができます!
その日のお昼過ぎに退院しました。
出産した次の日に退院です!Welcom to America!!
退院
車までは車イスで運んでくれます。
歩けます!と伝えても安全を考えて必ず車イスです。
赤ちゃんは手で抱っこをします。
車にはインファントシートをしっかりと装着!
無事に家に帰宅です。
▼ご参考までに。
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産後は体中が痛く、、、、なかなか思ったように動けないのですが
産休を取ってくれた夫とともに協力しながら赤ちゃんとの生活がスタートです!
最初は母乳がうまく出ず、胸が張ってしまう方も多いと思います。
そんな時は、日本語でアドバイスをしてくれる井手尾先生をお勧めします!
私も第一子出産のときも今回もお世話になりました。
ゴッドハンドのマッサージで胸の張りが軽くなり、母乳がスムーズに出るようになりますよ。
今回特に使用することが多かった、出産に関する英語
- 陣痛:Contraction
- 点滴:IV
- 陣痛誘発促進:Induction
- 子宮口:Cervix
これから日本大使館への出生届けやパスポートなどいろいろと手続きはあります。
そのことも、またご紹介できたらと思います。
エコドライブは、これからもカリフォルニアで生活するママさんを応援します!
エコドライブ 美穂