カリフォルニア州のチャイルドシート ~規制と種類~
11.21.2019 | カテゴリー, LAお役立ち情報, カスタマーサービス部門

こんにちは、エコドライブです!
今回は、カリフォルニア州のチャイルドシート(カーシート)規制と種類についてご説明いたします。
ブログ:カリフォルニア州のチャイルドシート ~取り付け方~
お子様連れでカリフォルニアにお引越しされる予定の方/お引越しされた方や、これから出産予定の方もいらっしゃるかと思います。
アメリカでは、日本よりもチャイルドシートの使用規定が、厳しく決められています。
違反すると高額な罰金があり、厳しく取り締まられています。
また、出産して退院する際、カーシートがきちんと取り付けられていないと、赤ちゃんを連れて帰ることができません。
とはいえ、、、「種類が多くて、どのチャイルドシートを選んだら良いか分からないわ!!」という方のお役に立てたら嬉しいです!
◆チャイルドシート規制
カリフォルニア州では 子供が8歳または、4.9フィート(約145cm)以上の背丈になるまでは、後部座席にカーシートやブースターを設置して乗せなければならない規則になっています。
さらに、2歳以下の子供の場合は、40パウンド(約18.2kg)もしくは40インチの背丈になるまでは、後ろ向きでのカーシート設置が義務付けられています。
(2019年11月現在)
※詳しくは、California Highway Patrol のページを参照してください。
◆チャイルドシートの種類
・Infant(新生児、乳幼児用ベビーシート)
後ろ向きに座らせるタイプで、新生児から、体重が22~35 lbs(10~15 kg)まで、または身長が29~33″(74~84 cm)になるまで使えます。
※製品ごとに制限体重と身長がちがうので確認してくださいね。
・Convertible(幼児用チャイルドシート)
新生児から幼児まで使えるタイプ。新生児から乳幼児の期間は、後ろ向きで座らせ、それ以降は前向きで座らせるタイプです。
・Booster(学童用チャイルドシート)
Convertibleタイプのカーシートが小さくなった後に使います。
◆チャイルドシート使用規定と年齢
・新生児・乳児用チャイルドシート
- 後部座席に設置します。
- 後ろ向きに設置します。
- 2歳(または1歳)まで後ろ向きに座らせます。
- またはカーシートの制限体重か身長になるまで使います。
・幼児・未就学児のチャイルドシート
- 後ろ向きのカーシートの制限体重か身長をこえたら前向きに設置します。
- チャイルドシートのハーネスをつかって赤ちゃんを固定します(車のシートベルトは使用できません)。
- チャイルドシートの制限体重か身長になるまで使います。
・小学生のチャイルドシート
- 幼児用のチャイルドシートの制限体重か身長をこえたらBoosterを使います。
- 車のシートベルトを使います。
- 身長が約145センチを超えるぐらいまで使用します。
- 目安は8歳から12歳です。
いかがでしょうか?
年齢や身長・体重に合わせてチャイルドシートを選ぶのは、大変ですが万が一の時にお子様を守る大切なものです!
適切なチャイルドシートを選ぶようにしましょう。
これは私の経験からなのですが、インファントシートは重量が軽めのものを選ぶと良いと思います。(車から取り外してストローラーにドッキングできるのですが、赤ちゃんが重くなってくると、これがなかなかのハードワークになります。)
また、Highway Patrol のフィッティングルームでチャイルドシートの取り付けを見てもらったときに、「車用ベビーミラーの取り付けはおススメしない」とアドバイスをもらいました。よそ見運転の確立が高くなることと、もし事故にあったときに赤ちゃんを傷つける可能性があるから、とのことです。
それでは、次回はチャイルドシートの取り付け方についてご紹介したいと思います!
エコドライブ 美穂