ラ・ラ・ランドのロケ地3か所をレンタカーで巡る|LAドライブ旅程ガイド
08.08.2026 | カテゴリー, LAレンタカー情報

『ラ・ラ・ランド』のロケ地は、1日のドライブでまとめて回れます
ロサンゼルス旅行の計画を立てていると、「行きたい場所は決まったけれど、どういう順番で回れば効率がいいのか分からない」という壁にぶつかりがちです。
映画『ラ・ラ・ランド』のロケ地巡りは、まさにその代表格かもしれません。
作品に登場する場所は市内のあちこちに散らばっていて、公共交通だけで追いかけようとすると、移動だけで一日が終わってしまうこともあります。
この記事では、ジャズクラブのライトハウスカフェ(Lighthouse Cafe)を軸に、車で無理なく回れるロケ地の組み立て方をご紹介します。
「どこにあるか」ではなく「どう回るか」に寄せた内容ですので、旅程づくりの下敷きとしてお使いいただければと思います。
まずは3か所の位置関係を頭に入れる
旅程を考えるうえで最初にやっておきたいのが、目的地がロサンゼルスのどのあたりにあるのかを大づかみにしておくことです。
今回取り上げる3か所は、それぞれ性格の違うエリアに位置しています。
ライトハウスカフェがあるのは、ロサンゼルス国際空港(LAX)の南側に広がるビーチタウン、ハモサビーチです。
グリフィス天文台は市の北側、ハリウッドを見下ろす丘の上にあります。
コロラド・ストリート・ブリッジは、さらに東へ向かったパサデナの街並みの中です。
つまり南 → 北 → 東と、ざっくり半円を描くように移動していくイメージになります。
逆に言えば、この順番さえ押さえておけば、同じ道を行ったり来たりする無駄はかなり減らせます。

時間帯で組み立てると失敗しにくくなります
ロケ地巡りで意外と効いてくるのが、それぞれの場所が「映える時間帯」です。
ビーチ沿いのハモサビーチは、日中の明るい時間のほうが街の空気を楽しみやすい場所です。
一方でグリフィス天文台は、夕方から夜にかけての眺望が有名で、映画の中の印象的なシーンともイメージが重なります。
そのため、午前から昼にかけて南のビーチエリア、午後遅くから夜にかけて丘の上、という流れが組み立てやすくなります。
パサデナのコロラド・ストリート・ブリッジは滞在時間が短くて済むので、翌日の午前に単独で組み込むか、時間に余裕がある日に足を延ばす扱いにしておくと予定が崩れにくくなります。
ライトハウスカフェは「音楽の街」の空気ごと楽しむ場所です
カリフォルニア州ハモサビーチに店を構えるカフェバー、それがライトハウスカフェです。
観光客のための施設というより、音楽が好きな人やサーフィンを楽しむ人たちが日常的に集まってきた場所、と表現したほうが実態に近いかもしれません。
ロケ地としてだけ切り取ってしまうと、写真を撮って終わりになりがちですが、この場所の面白さは周辺の空気とセットになっている部分が大きいように思います。
ハモサビーチという街そのものが見どころです
お店のすぐ近くには、ハモサビーチ・ピア(Hermosa Beach Pier)があります。
こちらも『ラ・ラ・ランド』の撮影が行われた場所として知られていて、映画の中では、カフェのシーンのあとに主人公が向かう先として登場します。
桟橋からビーチを眺める時間まで含めて予定に入れておくと、単なるロケ地チェックではなく、その街を歩いた記憶として残りやすくなります。
ピアの周辺には店舗や飲食店が並ぶ通りもありますので、散策の時間を1時間ほど見ておくと、慌てずに回れます。

映画で使われた2つのシーンを思い出しながら
この店が画面に映る場面は2つあり、どちらも尺の長い、物語の転換点にあたるシーンです。
ひとつは物語の序盤にあたります。
ジャズに苦手意識を持っていたミアを、セブが説得するように連れ出す場面で、ジャズという音楽がどう生まれてきたのか、言葉が通じない者同士が対話するための手段でもあるのだ、という話を、セブが身振りを交えて語り続けます。
もうひとつは中盤です。
鍵盤に向かうセブと、その音に合わせて体を動かすミア。2人の距離が縮まっていく空気が、店内の照明ごと画面に収められています。
現地に立ってから思い出そうとすると意外と細部が抜けてしまうものですので、出発前にこの2シーンだけでも見返しておくと、体験の密度が変わってきます。
訪れる前に確認しておきたいこと
ライブハウスとしての性格を持つお店ですので、日によって営業時間やライブの有無、入店の条件が変わる可能性があります。
「行ってみたら貸切だった」「その時間は演奏がなかった」というのは、この手のスポットでは起こりうることです。
訪問前に公式サイトやお店のSNSで、その日の予定を確認しておくことをおすすめします。
また、ライブがある時間帯は年齢制限やチャージが設定される場合もありますので、お子さま連れの場合は特に事前確認が安心です。
アクセスと駐車を先に決めておくと当日が楽になります
観光の満足度は、実は現地よりも「たどり着くまで」で決まる部分が少なくありません。
ここでは、移動と駐車という2つの実務的なポイントを整理しておきます。
LAXからの距離感
ライトハウスカフェは、LAXから車でおよそ17分(約6.7マイル)と、空港からかなり近い位置にあります。
ただしこの所要時間はあくまで目安で、ロサンゼルスの道路事情は時間帯によって大きく変わります。
特に平日の夕方は渋滞が発生しやすいため、余裕を持った時間設定をおすすめします。
空港に到着したその足で立ち寄れる距離ですので、「到着日の午後」や「帰国日の午前」といった、旅程の端の時間に組み込みやすいのも利点です。
位置関係は下の地図でご確認ください。
ビーチタウンの駐車事情は先に想定しておく
ハモサビーチはビーチに近い人気エリアですので、週末や夏の時期は路上駐車のスペースが埋まりやすい傾向があります。
路上のメーター駐車のほか、周辺には有料の駐車場もありますので、ピークの時間帯を避けるか、少し離れた場所に停めて歩く前提で考えておくと気持ちに余裕が生まれます。
⚠️ 路上駐車の前に標識の確認を
路上駐車の場合は、時間制限や清掃日の駐車禁止を示す標識が出ていることがありますので、停める前に必ず標識の内容を確認してください。
料金や時間制限は変更される可能性がありますので、当日は現地の表示と駐車場アプリの両方でご確認いただくのが確実です。

セットで回りたい、もう2つのロケ地
ライトハウスカフェだけで帰ってしまうのは少しもったいないので、同じ作品に登場する2か所も旅程に入れておきましょう。
グリフィス天文台 — 夕方から夜に向けて
市の北側に広がるグリフィスパーク。その丘の上に建っているのがグリフィス天文台で、館内では宇宙や科学をテーマにした展示、そして望遠鏡に触れることができます。
開設は1935年。以来90年近くにわたって、世界中の旅行者を集め続けてきた場所です。
ただ、多くの人がここを目指す理由は、展示そのものよりも建物の外にあるのかもしれません。テラスに出れば、ダウンタウンの高層ビル群からハリウッドまでが視界に収まります。
『ラ・ラ・ランド』では、2人がデートする場面と踊る場面の舞台になりました。館内だけでなく、周囲の公園の風景も作品に取り込まれています。
付け加えると、劇中でセブとミアが言葉を交わすなかに登場する『理由なき反抗』(1955年)、さらに『ターミネーター』(1984年)といった作品も、この場所で撮影されています。
丘の上にあるため、駐車場やシャトルの運用は時期によって変わることがあります。
訪問前に公式サイトで最新の案内をご確認ください。
コロラド・ストリート・ブリッジ — 短時間で立ち寄れる一枚絵
この橋が架けられたのは1913年。パサデナとロサンゼルスをつなぐ交通の要として造られました。
規模は長さ約1,486フィート(約453メートル)、高さ約150フィート(約46メートル)。またぐのは、パサデナの街を貫くアロヨ・セコ(Arroyo Seco)という谷です。
アロヨ・セコという名は、スペイン語で「乾燥した渓谷」を指す言葉に由来します。雨季以外は水量が少ない季節河川であることが、そのまま名前になっているわけです。
作品への登場は短く、2人がデート中に並んで歩く場面に一度、といった扱いです。
それでも訪れる価値があるのは、見る位置によって印象がまったく変わる建造物だからです。
橋の下の公園に立って見上げるアーチと、車で渡りながら感じる高さは、同じ場所とは思えないほど別物です。映画の構図に近づけたいのであれば、まず公園側から全体を捉えてみてください。
滞在は30分ほどでも成立しますので、パサデナ方面へ向かう日の途中に挟み込む使い方が向いています。
ロケ地巡りとレンタカーの相性が良い理由
ここまで見てきた3か所は、南のビーチ、北の丘、東の街と、方角がきれいに分かれています。
この移動を公共交通で組もうとすると、乗り換えと待ち時間が積み重なり、1日で回りきるのは簡単ではありません。
車があれば、移動時間そのものを短縮できるだけでなく、「思ったより早く着いたから、もう少し海沿いを走ってみよう」といった寄り道の自由も生まれます。
『ラ・ラ・ランド』はそもそも、ロサンゼルスの道路や車の風景が印象的に描かれる作品でもあります。
ハンドルを握って街を移動する体験そのものが、作品の空気を追体験する時間になる、という側面もあるように思います。
また、ハモサビーチのようなビーチタウンは、荷物を車に置いたまま身軽に歩ける点も助かります。
旅の途中で買い物をしたり、上着を脱いだりといった細かい場面で、車があることの快適さを実感しやすいはずです。
なお、費用相場・国際免許の要否・保険の選び方など、ロサンゼルスでのレンタカー利用にあたって先に押さえておきたい基礎情報は、別の記事にまとめています。初めて現地で運転される方は、あわせて目を通しておくと安心です。
ロサンゼルスでのロケ地巡りに、エコドライブのレンタカーを
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旅程を立てるときの小さなコツ
最後に、この3か所を回るときに押さえておくと動きやすくなるポイントをまとめます。
1つ目は、出発前に該当シーンを見返しておくことです。
現地での「ここだ」という感覚の強さが変わります。
2つ目は、営業時間や開館時間に左右される場所を先に固定して、そのあとで移動時間を埋めていくことです。
順序を逆にすると、たいてい予定が破綻します。
3つ目は、1日に詰め込みすぎないことです。
ロサンゼルスは移動距離が長く、渋滞の影響も受けやすい街ですので、3か所すべてを1日に押し込むより、2日に分けたほうが結果的に満足度が高くなることも少なくありません。
映画の世界に浸る時間を確保するためにも、余白のある旅程をおすすめします。
情報確認について
本記事は2026年7月確認時点の情報をもとに作成しています。
各施設の営業時間・入場条件・料金・駐車場の運用、および所要時間は変更される可能性があります。
お出かけ前に、各施設の公式情報および地図・駐車場アプリ等で最新の内容をご確認ください。
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