マリブのパラダイスコーブビーチへレンタカーで|駐車料金の割引条件
09.26.2026 | カテゴリー, LAレンタカー情報

海辺のカフェも楽しめる、マリブのパラダイスコブビーチ
ロサンゼルスから海沿いを北西へ走ること約1時間。
マリブの海岸線には、よく知られたビーチの間に、地元の人がわざわざ足を運ぶ小さなビーチがいくつも隠れています。
パラダイスコブビーチ(Paradise Cove Beach)は、その代表格です。
海へ延びる桟橋と、砂浜のすぐそばにあるカフェ。
崖に囲まれた入り江にあり、海辺の散策と食事を一緒に楽しめる場所です。
車で訪れるなら、事前に確認しておきたいのが駐車料金とカフェの利用条件です。
カフェの利用による駐車割引には、利用額や駐車時間などの条件があり、知らないまま向かうと現地で戸惑いがちです。
この記事では、ビーチの見どころに加えて、駐車場の仕組み、カフェの利用方法、周辺を巡るドライブコースを紹介していきます!

パラダイスコブビーチはどんな場所なのか
場所はとにかく綺麗な海辺が広がるマリブ。
駐車場やビーチカフェを民間が運営している、少し変わった成り立ちのスポットです。
ただし海岸全体がカフェ利用者限定というわけではありません。
公式案内では、PCHから桟橋までの徒歩アクセスと、平均高潮線より海側の海岸利用は無料と説明されています。
一方、駐車場は有料で、トイレやテーブルなどの私有施設は有料利用客向けとされています。
マリブピアからの距離は6.8マイル、車なら13分ほどが目安です。
崖に囲まれた地形のため、外洋が真正面に広がる他のビーチとは受ける印象がかなり違います。
小ぶりな砂浜に桟橋とカフェがあり、こぢんまりとした雰囲気で隠れ家のようです!
「密輸者の入り江」と呼ばれていた時代
この周辺は、かつて先住民のチュマシュ族(Chumash Indian tribe)が暮らしていた地域です。
19世紀の終わりごろには「Smugglers Cove(密輸者の入り江)」という通称で呼ばれていたと、公式サイトの沿革に記されています。
外から見通しにくい地形が、当時この地に渡ってきた中国系移民の上陸地点として使われた背景にあったと伝えられています。
20世紀に入ると、この一帯はリンドゲ家(Rindge family)のマーブルヘッド土地会社(Marblehead Land Company)が所有する土地の一部となります。
リンドゲ家は敷地に大手鉄道会社の路線を引き込ませないため、15マイルの私有鉄道を自前で敷いたと公式サイトの沿革に記されています。
この鉄道は牧場の産物などを自分たちの桟橋へ運ぶために使われ、その桟橋が現在のマリブピアにあたります。
パシフィック・コースト・ハイウェイ(PCH)の建設にも同じように抵抗しましたが、こちらは押し切られ、1940年代に入って土地の一部を手放しました。
その後、周辺の土地を買い集めて約70エーカーの敷地をまとめたのが、ジョー・モリス(Joe Morris)です。
取得価格は1エーカーあたり3,500ドルから25,000ドルだったと、公式サイトの沿革に記されています。
その後、土地はキッセル家(Kissel family)へ売却されました。
撮影地として使われ始めたのは1950年代の終わりごろで、1960年代にかけて一気に露出が増えました。
カフェができたのはずっと後の1998年です。
土地を買ったジョー・モリスの息子であるボブ・モリスが、飲食業で培った経験を持ち込んで始めました。
現在の駐車場や施設の利用条件については、次の章で紹介します。
桟橋とサインボードは写真に残しておきたい場所
ビーチには小ぶりな桟橋(ピア)があり、その上からカフェと砂浜、そして海をまとめて見渡せます。
桟橋の入口付近には「Paradise Cove Beach」と書かれた看板があります。
ここは定番の撮影ポイントなので、人が途切れたタイミングを狙ってみてくださいね!
2000年公開の映画『X-MEN』のロケ地としても紹介されている場所です。
事前に確認したい駐車料金と割引条件
パラダイスコブビーチを訪れるうえで、いちばん事前準備が要るのが駐車場です。
私有地の中にある有料駐車場なので、周辺の公共ビーチとは料金の考え方が違います。
基本的な仕組みは、そのまま停めると高めの料金、カフェ利用でのバリデーションを受けると割安になるというものです。
2026年9月確認時点で公式サイトに掲載されている料金表では、次のように案内されています。
割引を受けるには、カフェで30ドル以上を利用し、駐車券に割引認証(バリデーション)を受ける必要があります。
割引料金が適用されるのは、駐車時間が4時間以内の場合です。
4時間を超えた場合や駐車券をなくした場合は通常のビーチ駐車料金となり、猶予時間はないと明記されています。
つまり「食事をすれば何時間でも割安」という仕組みではありません。
料金や条件は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトの駐車場案内ページで最新の表示をご確認ください。
もうひとつ気にしたいのが、空き状況です。
週末や夏場の昼前後は入場待ちの列ができることもあり、駐車場に入るまで時間がかかることがあります。
混雑が気になる場合は、平日や午前の早い時間帯の訪問も検討してみてください。
なお公式サイトでは、PCHから桟橋まで歩いて向かう分には無料と案内されています。
とはいえマリブのPCH沿いは路上駐車できる場所が限られるため、「車をどこに置くか」という問題は結局残ります。
駐車場所を探すのに時間を要する場合もあるため、余裕の持った旅行日程にしておくのがおすすめです!

ビーチカフェの予約方法と、利用前に知っておきたいこと
パラダイスコブビーチカフェ(Paradise Cove Beach Cafe)は、砂浜のすぐ手前に建つレストランです。
店内席とテラス席があり、席によって海の見え方が変わります。
眺めにこだわりたい場合は、希望する席を指定できるか、申し込みのときに確認しておきましょう。
カフェはオンラインの予約サービスから申し込めます。
ただし予約で席が確定するとは限らず、混雑時は待ち時間が出ることがあります。
条件は申し込み時の案内で確認し、食後の予定を詰め込みすぎないようにしましょう。
もちろん駐車場の空きまで確保されるわけではないので、到着時間にも余裕を持たせておくと安心です。
営業は朝から夜まで通しで、2026年9月確認時点では年中無休とされていますが、時期によって変わる可能性があるため公式情報での確認をおすすめします。
メニューは魚介料理を中心としたアメリカンスタイルで、ドリンクやデザートにも独自色のあるものがそろっています。
ラムとシュガーケーンジュース、ライムジュース、ミントを合わせたパイナップルモヒートのように、海辺らしい一杯も用意されています。
運転する方はノンアルコールのドリンクを選んでください。
カリフォルニア州の運転者向け案内でも、基準値未満の飲酒でも運転能力に影響が出る場合があるとされています。
名物として案内されることが多いのが、特大サイズのチョコレートケーキ(Mile High Chocolate Cake)です。
シェア前提のボリュームで知られる一皿で、アイスクリームを添えたメニューも用意されています。
価格や提供内容は変わることがあるため、訪問時のメニューでご確認ください。
レンタカーで行くメリットと、当日のPCHの走り方
マリブ方面は、公共交通だけで回ろうとすると難易度が上がるエリアです。
PCH沿いを走るバス路線はあるものの、本数や所要時間を考えると、複数のビーチを一日で巡る使い方には向きません。
帰りのバスの時刻を気にせず動けるのも、車ならではの利点です。
レンタカーの利点は、タオルや着替えを持ったまま移動しやすく、バスの時刻に縛られずに予定を組めることです。
ただしパラダイスコブのように駐車時間の条件がある場所もあるので、滞在時間は意識しておく必要があります。
また、貴重品を車内に残さないなど、駐車中の管理にも気を配ってください。
当日の走り方で気をつけたいのはPCHの状況です。
2025年1月の山火事の影響で通行止めが続いていた区間は、同年5月に一般車両の通行が再開されました。
ただ復旧工事に伴う車線規制や速度制限が残っている場合があるため、出発前に交通情報を確認しておくと安心です。
もうひとつ、夕方以降のPCHは街灯が少なく、海側にガードレールのみという区間が続きます。
慣れない道でのサンセットドライブは景色こそ格別ですが、無理のない速度で走ることをおすすめします。

費用の相場や国際免許の扱い、保険の選び方といった基礎的なところは、ロサンゼルスのレンタカー利用ガイドにまとめています。
マリブのように郊外へ足を延ばす予定があるなら、出発前に一度目を通しておくと安心です。
マリブ方面の足をお探しの方へ
エコドライブでは、数日から数週間の滞在に合わせてお使いいただけるハイブリッドレンタカーをご用意しています。
燃費のよい車種が中心で、日本語でのサポートに対応しています。
乗車人数や荷物の量に合わせて、運転しやすいサイズを選べます。
マリブのような郊外ドライブとも相性のよい選択肢ですので、ハイブリッドレンタカーの詳細もあわせてご覧ください。
マリブを西へ進む半日〜1日モデルコース
パラダイスコブは、食事と短い散策なら数時間で楽しめる場所です。
駐車の割引が4時間までであることも踏まえると、長居するより周辺と組み合わせるほうが向いています。
時間の目安は、マリブピアとパラダイスコブを中心に回るなら半日、西側のビーチを1〜2か所足すなら1日といったところです。
PCHを西へ進む順に並べると、移動の無駄が出にくくなります。
以下はランチを中心に組んだ一例です。
混雑が気になる日は、パラダイスコブを最初の目的地にするなど、訪問順を調整してください。
午前:マリブピアを散策する
スタートにちょうどいいのがマリブピアです。
青と白を基調にした建物が並び、海沿いの景色を眺めながら歩けます。
ただし2026年9月確認時点では、構造上の問題で桟橋の先端部分が閉鎖され、先端にあるカフェと土産物店も一時休業しています。
閉鎖区域の外にあるレストランと桟橋の一部は利用できますが、訪問前に州立公園の最新案内をご確認ください。
マリブピアの回り方はマリブピアをレンタカーで観光しよう|LAから行くモデルコースも参考にしてみてください。
昼:パラダイスコブでランチと海辺の散策
マリブピアから西へ13分ほど走れば、今回の目的地、パラダイスコブビーチです。
ランチの時間に予約を入れておき、食後に桟橋と砂浜を歩く、という順番で楽しめます。
カフェで所定の条件を満たすと駐車料金が割引になるため、「昼はここで食べる」と決めておくと段取りが楽になります。
ただし割引が効くのは4時間までなので、入庫時刻は覚えておいてください。
午後:ポイント・デュムから海岸線を見渡す
ポイント・デュム(Point Dume)は、海に張り出した岬から海岸線を見渡せるスポットです。
周辺の海岸は、1968年公開の映画『猿の惑星』のラストシーンの撮影地としても知られています。
ただし周辺道路に通行規制があるため、訪問前にアクセス方法を確認する必要があります。
2026年9月確認時点では、ウエストワードビーチロードの通行止めにより、海岸側の駐車場へ車で入れないと案内されています。
またロサンゼルス郡の案内では、Birdview Avenueにある同道路の入口は、工事時間帯にあたる午前5時から午後3時まで、歩行者や自転車も通行できないとされています。
利用予定の経路の規制状況を確認し、難しそうであれば無理に立ち寄らず、別のビーチへ切り替えるのが無難です。
夕方:エルマタドールステートビーチで岩の景観を見る
エルマタドールステートビーチ(El Matador State Beach)は、海から突き出した巨岩とアーチが連なる景観で知られています。
2004年公開の映画『きみに読む物語』のロケ地としても知られるビーチです。
夕方には、岩と海が日中とは違った表情を見せます。
ビーチまでは崖を下る急な坂と階段を歩くことになるので、サンダルより歩きやすい靴のほうが向いています。
駐車場は小規模で、州立ビーチとしての日中駐車料金は2026年9月確認時点で1台10ドル、利用時間は午前8時から日没までと案内されています。
週末の日中は早い時間に埋まりやすいため、可能なら平日に、しかも予定に余白を持たせて向かうのが現実的です。
夕方に訪れる場合は、帰りの坂道と階段を歩く時間も見込み、駐車場の利用終了時刻に間に合うように戻りましょう。
別プランの立ち寄り候補:レオキャリロステートビーチ
もう少し西まで足を延ばすなら、レオキャリロステートビーチ(Leo Carrillo State Beach)があります。
2006年公開の『硫黄島からの手紙』や、2003年公開の『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』のロケ地としても知られるビーチです。
中心部からは離れているぶん、落ち着いた雰囲気があります。
日中の駐車料金は2026年9月確認時点で1台12ドル、駐車場の利用時間は午前8時から午後10時までと案内されています。
なお入口や施設が一時的に閉鎖されることがあるため、訪問前に公式ページの規制情報もあわせてご確認ください。
締めに:Neptune’s Netで食事をする
海沿いのドライブを食事で締めたいなら、Neptune’s Netという選択肢もあります。
魚介中心のカジュアルな店で、2001年公開の『ワイルド・スピード』のロケ地として知られています。
『アイアンマン3』にも同店を再現したセットが登場しますが、実店舗で撮影されたわけではないとされています。
2026年9月確認時点の公式案内では、3月から10月は月曜から木曜が20時、金曜が21時、土日が20時30分の閉店とされています。
冬季はさらに早く閉まる日があるため、夕食に立ち寄るなら閉店時刻を確認してから向かってください。
店の様子や周辺情報はNeptune’s Net完全ガイド|ワイルドスピードロケ地のマリブをレンタカーでドライブにまとめています。

まとめ:駐車条件を確認して、海辺のカフェと散策を楽しむ
海を眺めながらの食事と、桟橋や砂浜の散策。
その両方を楽しめるのが、パラダイスコブの魅力です。
訪問前に駐車場の割引条件とカフェの予約案内を確認し、待ち時間も含めて余裕のある予定を組みましょう。
周辺のビーチにも立ち寄る場合は、道路の通行規制や駐車場の利用時間もあわせて確認してから向かってください。
海辺で食事も楽しみたい方は、カフェの利用も予定に入れてみてください。
情報確認について
本記事は2026年9月確認時点で、パラダイスコブビーチ公式サイト、カリフォルニア州立公園(California State Parks)、ロサンゼルス郡ビーチ・ハーバー局、Caltrans、各店舗の公式案内を主要な参照元として作成しています。
駐車料金やバリデーションの条件、各ビーチの営業時間、工事に伴う通行規制、店舗の営業時間やメニュー価格は変更される可能性があります。
お出かけ前に、各施設の公式サイトや交通情報アプリで最新の情報をご確認ください。
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