マンハッタンビーチ観光|ロサンゼルス空港からレンタカーで20分の半日モデルコース
10.03.2026 | カテゴリー, LAレンタカー情報

LAXから車で20分|到着日と帰国日に立ち寄りやすいビーチタウン
ロサンゼルス旅行では、到着日と帰国日の過ごし方に迷うことがあります。
到着日は長時間の移動で疲れていることが多く、遠出の予定を入れても持て余しがちです。
帰国日も、チェックアウトから空港へ向かうまでの数時間が中途半端に空きます。
そんなときに候補になるのが、ロサンゼルス国際空港(LAX)から南へおよそ5マイル、車で15〜20分の距離にあるマンハッタンビーチ(Manhattan Beach)です。
サンタモニカやベニスビーチほど名前は知られていませんが、海に突き出した桟橋、そこから一直線に内陸へ伸びる商店街、手入れの行き届いた住宅街が、桟橋を中心に徒歩で回れる範囲に集まっています。
この記事では、レンタカーで行く前提で、限られた半日をどう組み立てるかという視点でご紹介します。
駐車場の選び方から周辺スポットとの組み合わせまで、旅行の計画に取り入れやすい形でまとめました。

アクセスと所要時間|LAXからの行き方と、移動時の注意点
マンハッタンビーチはカリフォルニア州ロサンゼルス郡の南西部、いわゆるサウスベイと呼ばれるエリアの北端にあります。
LAXからは南へ約5マイル(およそ8キロ)で、道が空いていれば15分前後、平日の夕方や週末の昼過ぎの渋滞に当たればそれ以上かかります。
ロサンゼルスのダウンタウンからは南西へおよそ20マイル、ディズニーランド・リゾートのあるアナハイムからは西へ30マイル強という位置関係になります。
空港から比較的近いため、到着後や帰国前に数時間だけ立ち寄るという予定を組みやすいのが特徴です。
公共交通機関でも行けなくはありませんが、乗り換えを挟むうえに本数が限られるため、荷物のある移動日にはあまり向きません。
所要時間は時間帯や交通状況によって大きく変わりますので、出発前に地図アプリでご確認ください。
駐車場の選び方|料金と停められる時間を確認しましょう
海沿いの住宅街は道幅が狭いうえ、時間制限や住民向けの許可制が設定された区画もあるため、観光で来た車が気軽に停められる場所は限られます。
主な駐車場所は、次の3種類です。
上の表は、マンハッタンビーチ市が2026年8月1日から導入した季節別料金のうち、9月から4月のオフシーズンにあたる目安です。
5月から8月の夏季は、場所によって1時間あたり4ドルまで上がります。
料金も停められる時間も区画ごとに細かく分かれていますので、駐車の際は現地の看板とメーターの表示を必ずご確認ください。
メーターの取り締まりは市の案内では朝8時から夜9時までとされ、桟橋脇のビーチ駐車場については終日対象とされています。
朝食に加えて水族館や遊歩道の散策も入れると、2時間の枠では慌ただしくなります。
3時間以上を見込むなら、最初から長めに停められる区画を選んでおくと、停め直しを気にせず過ごせます。
料金・時間制限・取り締まり時間はいずれも変更されることがありますので、駐車前に必ず現地の看板とメーター表示をご確認ください。
マンハッタンビーチ・ピア|1920年開通の桟橋と、先端の小さな水族館
この町の顔になっているのが、メインストリートの延長線上から海へまっすぐ伸びる桟橋です。
現在の桟橋が開通したのは1920年7月5日とされ、全長はおよそ928フィート(約280メートル)と紹介されています。
1995年には西海岸に現存する最古のコンクリート製桟橋としてカリフォルニア州の史跡に登録されました。
設計を担当した市の技師が先端を丸い形にしたのは、太平洋のうねりを受け流して構造への負担を減らすためだったと伝えられています。
桟橋の突き当たりに立つ八角形の地中海様式の建物が、ラウンドハウス水族館(Roundhouse Aquarium)です。
地元の海に暮らす生き物の水槽と、海に流れ込んだごみの行方をたどる教育展示が中心で、見学時間の目安は20分から30分ほどです。
入館は無料で、運営側は1人5ドル、家族10ドル、団体20ドルの寄付を目安として案内しています。
開館時間は季節で変わり、4月から9月は平日の午後2時から夜7時まで、土日は午前10時から夜7時まで、10月から3月は閉館が午後5時に早まる案内が出ています。
加えて夏季には、金曜から日曜を中心に通常より早く開館し、遅くまで開ける日が案内される年もあります。
天候や桟橋の閉鎖、貸切利用でも予定が変わりますので、立ち寄る前に公式の告知をご確認ください。
なお、カリフォルニア州では公共の桟橋からの海釣りに釣りライセンスが不要とされており、桟橋の上で竿を出している人を見かけます。
ライセンスが不要というだけで、魚のサイズや持ち帰り数の規制は通常どおり適用される点にはご注意ください。

ビーチバレーの本場|大会の時期と、普段のコート事情
マンハッタンビーチを語るうえで外せないのが、ビーチバレーです。
桟橋の両脇の砂浜にはネットを張ったコートがいくつも並び、平日でもビーチバレーを楽しむ人の姿が見られます。
年に一度、8月にはマンハッタンビーチ・オープン(Manhattan Beach Open)というプロのトーナメントがこの砂浜で開かれます。
大会公式の紹介では創設は1960年で、そこからプロツアーの一戦にまで育った歴史を持ちます。
優勝者の名前を刻んだ記念プレートが桟橋の欄干に取り付けられる決まりで、大会期間中は桟橋でその除幕式も行われます。
一般席での観戦は無料とされていますが(別に有料の観覧席もあります)、大会期間中は町全体が混雑し、駐車場が空くまで時間がかかります。
この時期にゆっくり過ごすことが目的なら日程をずらす、逆に大会の熱気を見たいなら朝のうちに到着する、という判断が必要になります。
大会のない時期でも、コートで打ち合う人と桟橋を歩く人が同じ視界に入る風景そのものが、この町らしさをよく表しています。

ザ・ストランドを歩く|海を眺めながらの散策が主役の道
砂浜と住宅街の境目を、海岸線に沿ってまっすぐ延びているのがザ・ストランド(The Strand)という遊歩道です。
散歩やジョギングを楽しむ人が絶え間なく通り過ぎ、点在するベンチには腰かけて海を眺める人の姿もあります。
ひとつ気をつけたいのが、マンハッタンビーチではザ・ストランドが歩行者専用と定められている点です。
自転車は海側に並走する専用のバイクパスを走る決まりで、違反すると罰則の対象になりますので、レンタサイクルで来る場合は歩行者用の遊歩道と自転車道を間違えないようにしましょう。
大きな施設や派手な見どころがある道ではありませんので、歩くこと自体を楽しむ場所だと考えてください。
海に面した住宅は一軒ずつ設計が違い、窓の取り方やテラスの作りを見比べながら歩けます。
その並びを眺めていると、桟橋の周辺とはまた違う、暮らしのある海辺の表情が見えてきます。
桟橋から南北どちらへ15分ほど歩いて折り返せば、往復30分ほどでこの町の雰囲気はつかめます。
季節の飾り付けを楽しめるのもこのエリアの魅力で、秋には住宅街の玄関先がハロウィン仕様になります。
朝食とコーヒー|散策の前後に立ち寄りたい2軒
半日の予定を組むうえで、どこで食事をするかは駐車場と同じくらい大事です。
ハイランド・アベニュー沿いにあるアンクル・ビルズ・パンケーキ・ハウス(Uncle Bill's Pancake House)は、1961年創業と紹介されている朝食の名店です。
もとは住宅として建てられた建物をそのまま使っているのが、この店の特徴です。
屋外のテラス席があり、ボリュームのあるパンケーキを目当てに週末の朝は行列ができます。
公式の案内では通常の営業時間は毎日7時から14時45分までとされていますので、朝食か早めのランチでの利用がおすすめです。
コーヒーをテイクアウトするなら、マンハッタンビーチ・ブルバード沿いのブルーストーン・レーン(Bluestone Lane)が桟橋への通り道にあります。
オーストラリアのカフェ文化を取り入れたチェーンで、フラットホワイトなどのコーヒーを楽しめます。
テイクアウトのカップを持ったまま桟橋まで歩けるのが、この立地の便利なところです。
半日モデルコース|到着日プランと帰国日プラン
到着日プラン(午後3時間)は、レンタカーを受け取ってそのまま海沿いを南へ向かう流れです。
桟橋脇のビーチ駐車場に停め、桟橋を先端まで往復して水族館をのぞき、ザ・ストランドを15分ほど歩いて戻ります。
そのあと中心街でコーヒーか軽い食事を挟む、散策中心の到着日向けプランです。
夕方に訪れるなら、海に光が落ちる時間帯を眺めながら旅の初日を締めくくれます。
ただし到着日の観光は、体調に余裕がある場合の選択肢と考えてください。
強い眠気や疲れがあるときは運転を控え、休息を優先しましょう。
帰国日プラン(午前3時間)は、朝のうちにチェックアウトして先に朝食へ向かう流れです。
アンクル・ビルズで朝食を済ませ、桟橋を歩き、砂浜のコートを眺めてから空港へ向かう流れです。
空港に比較的近いことも、帰国前に立ち寄りやすい理由です。
ビーチから店舗までの移動と返却手続き、そのあとの空港への移動時間も別に見込んでください。
なお、ここでの3時間はいずれも現地で過ごす時間の目安で、レンタカーの受け取りや返却の手続き、空港との往復、搭乗手続きの時間は含んでいません。
LAXは国際線について出発の3時間前までの到着を目安として案内していますので、そこから逆算して切り上げ時刻を先に決めておくと安心です。
どちらのプランでも、おおよその滞在時間を決めてから駐車場を選ぶのが失敗しないコツです。

周辺で一緒に回れる場所|南下すれば景色が変わります
半日ではなく1日使えるなら、海岸線をそのまま南へ下るルートが組めます。
隣接する南のハモサビーチ(Hermosa Beach)には、映画『ラ・ラ・ランド』の舞台として使われたライブハウスが今も営業しています。ロケ地をまとめて回りたい方は、ラ・ラ・ランドのロケ地3か所をレンタカーで巡るドライブガイドもあわせてご覧ください。
マンハッタンビーチが落ち着いた住宅街の顔をしているのに対し、ハモサビーチは若い層向けのバーやレストランが並ぶ、もっと賑やかな町です。
さらに南へ進むとレドンドビーチ(Redondo Beach)に着きます。
こちらは大きな桟橋に飲食店が入り、シーフードの店や土産物店が集まる観光地らしい雰囲気で、三つの町を並べると同じ海岸線でも空気がまるで違うことがよくわかります。
逆に北へ向かえば、サンタモニカやベニスビーチという定番のビーチもあります。
時間に余裕があれば、こちらにも足を延ばしてみてください。
海辺の町ごとに違う雰囲気を楽しめます。
レンタカーで行くメリット|3つの町を自由に行き来できます
サウスベイの3つのビーチは、いずれも隣町までの距離が数マイルしかありません。
この3つはビーチシティーズ・トランジットの109系統でも直接つながっており、バスだけでも移動できます。
ただし2026年9月確認時点の運行案内では朝6時から夜10時までの運行で、間隔はおおむね40分から50分とされていますので、限られた時間で3つを回るならバスの時刻に旅程を合わせることになります。
車があれば時刻表から解放されるうえ、混雑を見て「今日はここをやめる」という判断がその場でできるのが大きな違いです。
荷物を積んだまま動けるので、到着日や帰国日といった移動日と相性がいいのも実用的なポイントです。
ただし、荷物を載せたまま車を離れる場面には注意が必要です。
パスポート・財布・スマートフォンなどの貴重品は必ず持ち歩き、大きな荷物は外から見えない状態にして施錠してください。
トランクに入れてあれば安全というわけではありませんので、可能であれば大きな荷物は宿泊先に預けてから向かうほうが安心です。
費用の相場や国際運転免許証の要否、保険の選び方といった基礎的なところは、LAでレンタカーを借りるならという記事にまとめてありますので、初めての方はあわせてご覧ください。
エコドライブでは、ロサンゼルス滞在に使える全車ハイブリッドのハイブリッドレンタカーをご用意しています。
受け取りはトーランス店(日曜・祝日を除く9時から18時)で、店舗からマンハッタンビーチまでは車で20分ほどですので、サウスベイのビーチ巡りにもご利用いただけます。
受け取り・返却の方法や配送の対応については、ご予約の際にご確認ください。
1ヶ月以上のご滞在には、月額制で利用できるサブスクプランもあります。
まとめ|到着日や帰国日の候補にしたい、海辺の町
マンハッタンビーチは、予定を詰め込まず、海辺でゆっくり過ごしたいときに向いた町です。
桟橋を歩き、遊歩道を散策して、カフェでひと休みするくらいの予定でも、数時間の滞在は十分に楽しめます。
だからこそ、移動で疲れた到着日や、フライトまで時間が余る帰国日の候補にしやすい場所だと思います。
訪れる際は、フライトの時刻とレンタカーの受け取り・返却場所を確認して、余裕のある予定を組んでください。
インスタグラムでは、ロサンゼルス周辺のほかのスポットも紹介しています。
情報確認について
本記事は2026年9月確認時点で、マンハッタンビーチ市およびラウンドハウス水族館の公開情報、カリフォルニア州魚類野生生物局の案内などを主要な参照元として作成しています。
駐車料金・時間制限・取り締まり時間・水族館の開館時間・各店舗の営業時間は変更される可能性があります。
お出かけ前に、現地の看板や各施設の公式情報でご確認ください。
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