Vol.66「AIが出来ないことを考える」
08.10.2025 | カテゴリー, Atsushi Suzuki's Blog

皆さん、こんにちは。鈴木です。
ChatGPTが登場してから、もうすぐ3年が経とうとしています。その進化のスピードには本当に驚かされます。私自身も日々業務や生活の中でAIを使っていますが、使えば使うほどその「便利さ」を感じています。
例えば、仮にAIが人間の代わりにほとんどのことを担えるようになり、人が移動そのものをしなくてよくなる時代が来たとしたら我々のいる自動車業界はどうなるでしょうか。移動の必要性そのものがなくなるのであれば、私たちのビジネスは存在意義を失います。しかし、人の移動はなくならないと私は考えています。なぜなら、AIには作れないものがそこにはあるからです。
それは「思い出」や「感動体験」です。
写真や動画に記録することはできますが、体験そのものをAIが生み出すことはできません。誰かと一緒に旅をする時間、車で走る道中に交わした会話、息を飲むような素晴らしい景色、目的地に着いたときの達成感。これらはすべて、その人自身の体験からしか生まれない価値です。
だからこそ、我々の業界が提供すべきものは「移動を通じてしか得られない体験価値」なのだと思います。旅行やドライブ、家族や友人との小さな思い出作り。これらはAI時代においても揺るがない、人間だけの特権です。
AI時代における我々企業の役割とは、「AIにはできない価値を提供すること」です。エコドライブとしても、単なる移動手段の提供ではなく、お客様にとってかけがえのない時間や体験を生み出せる存在でありたいと考えています。
今日のコラムが皆さまのお仕事や日々の暮らしにおいて「AIにはできないこと」は何だろう?と考えてみるきっかけになれば嬉しいです。それでは、今日も素敵な1日をお過ごしください!
鈴木
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