ブースターシートはいつから使う?正しい使い方を解説します!

12.19.2025 | カテゴリー, LAお役立ち情報, カテゴリーなし, Miho Downese's Blog

お子さまが成長してくると、
「そろそろブースターシートでいいのかな?」という疑問をよくいただきます。

でも、ブースターは“早すぎる移行”がとても多いチャイルドシートカテゴリーでもあります⚠️
安全に使うためのポイントをしっかり理解しておきましょう!

 

 

1️⃣ ブースターシートは“必ず”ハイバックの前に使うべき?


ここが誤解されやすいポイントですが…

👉 ブースターシートを使えるのは、必ず“車のシートベルトが正しくフィットする年齢と体格になってから”です。

一般的な目安は:

  • 最低でも4歳以上
  • 体重18kg(40lbs)以上
  • 車のラップ&ショルダーベルトを使用できること(必須)

※4歳はあくまで最低ラインで、多くの子は ハーネスシートを5〜7歳頃まで使うのがより安全 です。

 

 

2️⃣ ブースターの大前提:ラップ&ショルダーベルトが必須❗


ブースターシートは「椅子の役割」をするだけで、子どもを固定する機能はありません。

そのため、

腰ベルト(Lap)

肩ベルト(Shoulder)

両方ある“ラップ&ショルダーベルト”が絶対条件!

アメリカでよく見る「腰ベルトだけの後席」は、ブースターでは使えません🚫
(その場合はハーネス一体型のシートを使う必要があります。)

 

 

3️⃣ よくある間違い❗気をつけたいポイント


早すぎる移行
「もう見た目が大きくなったから」とブースターに移行 → 実はまだベルトがフィットせず危険。

肩ベルトが首にかかっている
ブースターの高さ調整が合っていないパターン。

腰ベルトがお腹の上に乗っている
事故時に腹部損傷の大きなリスク。

アームレストの“上”にベルトを通してしまう(モデルによっては間違い)
基本はアームレストの下が正しい通し方です。

※ただし、モデルごとに仕様が違うので
📘 必ず説明書で「Belt Path(ベルトの通し方)」を確認すること!
2025年新発売のBritaxのUpNGo™ Click Backless Boosterはアームレストの後ろを通すようになっております。

 

 

4️⃣ ブースターシートが正しくフィットしているチェックポイント✨


以下がすべて当てはまればOK!

  • ✔ 肩ベルトが肩の真ん中あたりを通っている
  • ✔ 腰ベルトが太ももの付け根(骨盤)にしっかり乗っている
  • ✔ 背中をもたれたまま30分以上自然に座れる
  • ✔ 子どもが前に乗り出したり、遊んだりしない
  • ✔ 眠っても姿勢が崩れにくい

ひとつでも当てはまらなければ ハーネスシート継続がより安全 です。

 

 

5️⃣ ハイバックブースター vs バックレスブースターどっちを選ぶ?


🌟 ハイバックブースター(おすすめ)

  • ショルダーベルトの位置調整がしやすい
  • 頭部保護がある
  • 座り姿勢が安定しやすい
  • 居眠りしても姿勢が崩れにくい

➡ 初めてのブースターは基本ハイバックがベスト!

 

 

6️⃣ まとめ:ブースターは “安全に使える条件になってから”


  • ブースターは 4歳以上・18kg以上 が最低ライン
  • ラップ&ショルダーベルトは必須
  • ベルトは基本アームレストの下を通す(モデルの説明書を必ず確認)
  • 早すぎる移行はNG
  • 初めては ハイバックブースター推奨

ブースターシートは正しく使えばとっても安全で便利ですが、
間違った使い方だと本来の安全性能を発揮できません。

お子さまの成長に合わせて、安心して使えるタイミングで移行しましょう💺✨

 

 

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国家認定CPSTダウンズ美穂/認定番号:T832156

※この記事は、カリフォルニア州の規制に基づいて書いています。

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