🇯🇵➡🇺🇸 日本のチャイルドシートはカリフォルニアで使えるの?
11.21.2025 | カテゴリー, LAレンタカー情報, LAお役立ち情報, Miho Downese's Blog

お子様を車に乗せるときに必須なチャイルドシート👶🚗
ご旅行やお引っ越しで渡米される方からよく聞かれるのが、
「日本のカーシートをカリフォルニアで使っても大丈夫ですか?」🤔
というご質問です。
結論から言うと、
“基本的には使えない(法律上NG)” ❌ というのが答えです。
なぜ使えないのか、例外はあるのか、わかりやすくご説明させていただきます。
1. 日本とアメリカでは安全基準がまったく違う!
各国には独自の安全基準があり、
チャイルドシートはその基準をクリアしていなければ合法的に使えません。
- 日本では → Eマーク(UN/ECE規則)
- アメリカでは → FMVSS 213(連邦自動車安全基準)
日本のカーシートの多くは
アメリカ基準を満たしていないため、米国では“未認証扱い”🚫 になります。
2. カリフォルニア州法では米国安全基準の適合が必須📛
カリフォルニアでは、
チャイルドシートが 米国の安全基準(FMVSS 213)に適合していること が法律で定められています。
※FMVSS 213 = Federal Motor Vehicle Safety Standard No. 213
日本のカーシートの多くはこの基準を満たしていないため、
カリフォルニアでは 法律上使用できない扱い になってしまいます⚠️
3. 「旅行者なら日本のシートでもOK?」は微妙✈️😐
旅行だから例外…と考えてしまいがちですが、原則は同じです。
米国では、米国基準のシートを使うことが求められます。
現実的には、止められる可能性は低いものの👇
- 事故時に保険の扱いで不利になる可能性
- 法律上はアウトであることに変わりなし
というリスクがあります。
4. 使えない理由は“性能”ではなく“制度の違い”📘
ここ、大事なポイントです。
日本のカーシートが安全でないからではありません。
単純に、安全基準・テスト方法・表示義務が
国ごとに違うため“互換性がない”だけ です。
品質が高くても、認証が違えば使えない仕組みになっています。
5. おすすめの選択肢🌈
✔ 米国で認証されたカーシートを使う(最も安心)
例:Graco / Britax / Chicco / Nuna など
✔ 日本帰省時は日本のカーシートを使う
(日本はEマーク基準なので問題なし)
✔ 稀にある“日米両対応モデル”をメーカーに確認
※ごく少数なので要注意。
6. まとめ:日本のカーシートはカリフォルニアでは基本的にNG🚫
- カリフォルニアでは 米国FMVSS 213認証が必須
- 日本のシートはラベルがないため 法律上使用不可
- 性能ではなく 国の制度の違いが理由
子どもの安全のためにも、そして万が一の事故に備えるためにも、
アメリカ基準のカーシートを使うのが安心です👶💺✨
もちろん、アメリカ基準のカーシートを使っていれば安全という訳ではありません。正しい取り付け方法が必須となります。カーシートの選び方や取り付け方法にご不安な方は、エコドライブまでお知らせくださいませ。
国家認定CPSTダウンズ美穂/認定番号:T832156
※この記事は、カリフォルニア州の規制に基づいて書いています。