自動車保険について
04.17.2018 | カテゴリー, LAお役立ち情報
皆さまこんにちは。
今回はアメリカでの自動車保険についてお話しさせて頂きます。
カリフォルニアでは自動車を購入する際に、自動車保険の強制保険に加入する必要があります。加入していなければ原則購入することができません。
保険の項目
対人・対物補償 ( Liability )
過失事故を起こした場合に相手の怪我、車、物損をカバーします。 各州それぞれ最低保証金額が定められており、それに加入しておけば法的な義務は果たしますが、いざという時に十分な保証金額とはいません。リミットを越えた部分は自己負担になってしましますので、保証金額を少しでも上げておくことをお勧めします。
無保険者保険 ( Uninsured Motorist )
この保険は相手側に過失があり 、さらにその相手が保険加入していない場合、自分側の損害をカバーします。 保険に加入しておくことを義務付けている州が多いにもかかわらず、無保険で運転しているドライバーが多く存在します。自分や同乗者を守るために加入されておくと良いでしょう。
同乗者保険 ( Medical Payments )
同乗者、自分自身が交通事故で怪我をした際の医療費のサポートをします。一人当たりの保証金額を設定します。過失の有無に関わらず保証されるので、加入していると大変便利です。
車両保険 ( Physical Damage/Comprehensive & Collision )
ご自身のお車を盗難、自損、火災、いたずらなど過失の有無に関係なく損害をカバーします。 損害額から免責額(Deductible)を引いた金額が支払われ、免責額以内であれば自己負担になります。 車をローンまたはリースされている場合には加入を義務付けられます。
牽引(Towing)
事故によって車が走行不可能な場合に、修理工場までのレッカー移動費用を補助します。
レンタカー(Rental Reimbursement)
事故による車の修理期間中のレンタカー費用を支払います。
強制保険の最低保障額
州によって強制保険の最低補償額は異なります。
カリフォルニアでは★最低でもLiability Onlyには入っていなければなりませんLiability Onlyとは事故が起こしてしまった場合、相手方とその車に対して補償されるものです。自分の車や自分の怪我などの治療費は保険の対象外となります。
保険のお見積もりに必要な情報
保険料は以下のような要因から計算されます。
- 居住地(州だけではなく、住んでいる町ごとに保険料が変わります)
- 性別
- 年令
- 未婚/既婚
- 家族構成
- 運転歴
- 事故、違反歴
- 使用目的(遊び/買い物、通勤/通学 etc.)
車輌保険に入る場合は
- 車種、年式
- 装備(エアーバックの有無、ABSの有無、アラームシステムの有無など)
- 駐車場所(路上駐車か、ガレージか)
※保険代理店さんによって項目が変わりますのご了承下さい。
エコドライブ でもお客様がよくお使いの保険代理店さんをご紹介できますのでご希望の方はスタッフまでお問い合わせください。
エコドライブ 滝口
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