銀行口座の開設方法について

04.07.2018 | カテゴリー, LAお役立ち情報

アメリカと日本では銀行の利用方法に大きな違いはありませんが、キャッシュレス大国でもあるアメリカでは PARSONAL  CHECK (小切手)や DEBIT CARD (デビットカード)といった日本ではあまり親しみのないものが利用されます。

日本と違う点は支店がたくさんあります。支店の数が多いためか一般生活者にとって身近な存在である印象を受けます。実際、口座の開設は驚くほどかんたんです。

銀行口座を開設すると非常に便利なデビットカードがもらえます。カード社会のアメリカで生活していくには銀行口座開設とデビットカードを準備していきましょう。

 

アメリカで銀行口座を開設するにあたり知っておきたい口座の種類をまずは紹介します。

 

*口座の種類

・CHECKING ACCOUNT (チェッキンアカウント)

日本でいう当座預金口座です。アメリカでは現金を持ち歩く人はあまりいません。その代わりにクレジットカード・小切手(Personal Check)・デビットカードを使って支払いをします。もちろんATMで現金を引き出す場合もあります。

クレジットカード・小切手・デビットカードで支払い、または銀行ATMカードを使って現金を引き出した場合、チェッキング・アカウントから引き落とされます。チェッキング・アカウントは基本的に利子は付きませんが、預金額によっては利子が付く口座もあります。

利子が付く口座の種類によっては、最低預金額や最低残高が設定されていることが多く、それを下回ると手数料を取られることもあるのでチェッキング・アカウントで利子が付く種類の口座を開設をする場合は、細かい注意事項に気をつけましょう。

・SAVING ACCOUNT (セービングアカウント)

日本でいう普通預金口座です。一定のお金が口座に入っていると利子が付きますが、 レートは各銀行によって違うのでセービング・アカウント開設を検討している人は、数行のレートを調べて比較検討することをおすすめします。

セービング・アカウントは、お金を自由に出し入れできるものと最低預金額が決まっているものがあります。 最低預金額が決まっているものは、最低預金額を下回るとお金を出し入れするごとに手数料を取られるので注意が必要です。

③Fixed Deposit(フィックスド・デポジット)

日本でいう定期預金口座です。Time Deposito(タイム・デポジット)と呼ぶこともあります。レートは日本より高いものが多いです。

④Certificates of Deposit(CD) (サーティフィケート・オブ・デポジット)

日本の定期預金に一番近い形の口座です。略してCDです。サーティフィケート・オブ・デポジット(CD)は、利息が固定で一定期間預け入れます。最低預入れ額が設定されているのである一定額以上ではないとCDは作れません。

日本の定期預金との違いは中途解約できないことです。日本の定期預金は中途解約しても、それまでの利息を支払ってもらえますが、アメリカでサーティフィケート・オブ・デポジット(CD)を中途解約すると、利息はそれまでの分は払ってもらえますが違約金(Penalty: ペナルティー)を支払わないといけません。

⑤Money Market(マネー・マーケット)

Checking AccountとSaving Accountの両特徴をもった口座です。小切手は1ヶ月につき3枚まできることしかできないので注意が必要です。マネー・マーケットは、利息が付きATMカードも発行されます。

 

一般的な銀行口座の開設方法

1. 必要書類を準備します
・ 写真付き身分証明書(ID、免許証、パスポートなど)
・ VISA/I20(学生の場合)
・ アメリカでの現住所を証明する書類(公共料金の請求書や賃貸契約書など)
・ $25以上の現金   銀行によっては$100程度(当日入金するお金、※必ず必要です)

・SNN (ソーシャルセキュリティー)  お持ちの方はご持参ください。

 

2. 銀行の最寄りの支店に行きます。
支店はどこに行っても大丈夫です。事前の予約は必要ありませんが、予約優先で対応していくので少し待つと思いますので余裕を持っていきましょう。

 

3. いよいよ口座開設です。

だいたいどの銀行にも案内係(受付)がいるので、1.の項目を確認しどの口座を開くのか係員に伝え、口座申込書に必要事項を記入します。必要書類は、その場でコピーを取られ返却されます。

口座申込時にPINナンバーや署名を登録をします。これらは小切手(Personal Check)やATMカードを使用する際(デビット支払いやATMで現金引き出し)に使うものなので忘れないようにしましょう!

書類の手続きが終わった後は、自宅にATMカードと小切手(Personal Check)が郵送されるのを待ちます。小切手は手続き終了後に何枚かその場で渡される場合もありますが、Check bookは通常自宅に郵送されます。

ATMカードが自宅に届いたらカードを有効にするためにオンラインでアクティベートが必要です。指示書に従ってカードをアクティベートをしましょう

 

覚えておくと便利な英語&フレーズ (銀行編)

minimum deposit:(ミニマム・デポジット) 最低入金額

ATM machine(エー・ティー・エム・マシーン): ATM

open an account(オープン・アン・アカウント): 口座開設

close an account(クローズ・アン・アカウント): 口座解約

make a payment(メイク・ア・ペイメント): 〜の支払いをする

withdraw(ウィズドロー): (お金を)引き出す

exchange some money(エクスチェンジ・サム・マネー): お金を換金する

exchange rate(エクスチェンジ・レート): 為替レート

to transfer money to(トランスファー・マネー・トゥー): 〜にお金を送金する

statement(ステイトメント): 明細

routing number(ルーティング・ナンバー): 銀行コード

 

アメリカに来て早い段階で銀行口座を作ることをお勧めします。

その際に少しでもお役に立てればと思いブログにアップしました。

ご参考に!!

 

 

エコドライブ    滝口

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