タイヤの溝の深さについて

02.23.2022 | カテゴリー, エコ乗りプラン, メンテナンス・修理部門

スリップサインや使用限度の見方、溝の深さの不足による影響などをご紹介します。

 

スリップサインとは


スリップサインとは、残り溝の深さ1.6mmを示す目安です。タイヤがすり減ると溝がなくなり、スリップサインが出ます。
タイヤの摩耗による使用限度は残り溝深さが1.6mm以上と決められています。
日本ではスリップサインが1箇所でも出ると使用してはいけないことが法律で定められています。

 

ダンロップさんのサイトで分かりやす動画があったのでご紹介します。

 

溝の深さが不足した場合の影響は?


溝が浅くなると〈雪柱せん断力〉や〈エッジ効果〉が低下し、駆動力、制動力が不足し、制動距離の増大化につながります。特に雨の日の高速道路等では、タイヤと路面の間の水をかき出す力(排水性能)が低くなり、タイヤが浮く状態になることで、ハンドルやブレーキが効かなくなるハイドロプレーニング現象が発生しやすくなります。

 

ハイドロプレーニング現象について


ハイドロプレーニング現象とは、濡れた路面を高速で走行した際にタイヤと路面との間に水膜ができることによって浮いた状態になり、ハンドルやブレーキがコントロールできなくなる現象を指します。ハイドロプレーニング現象は、とくに高速道路で起きやすい傾向があります。

 

 

サスベンションの摩耗によってや、アライメントのずれによってもタイヤが編摩耗する原因となります。タイヤのコンディションでその車の足回りのコンディションがわかるので、当社ではオイル交換の時などに点検しています!

タイヤの擦り減りの目安として、ぜひ参考にしていただければと思います。

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