カリフォルニアで交通事故に遭ってしまったら?!事故処理の手引き

09.13.2023 | カテゴリー, エコ乗りプラン, LAお役立ち情報, カスタマーサービス部門

もし、カリフォルニア州で自動車事故/交通事故に遭ってしまった場合、一体何をしたらいいのでしょうか?誰に連絡をすればいいのか。どんな情報や手続きが必要なのか。今回は、自動車事故/交通事故に遭ったときの事故処理の手引きについてご紹介します。

 

安全確保

まずは道路脇の安全な場所に車を寄せてください。ハザードライト(Emergency flasher)を押して非常時で停車していることを周囲が分かるようにしましょう。停止せずにその場を離れると当て逃げと見なされ、自分に過失がない場合でも罰金・懲役刑の対象となることがあります。

 

けが人の確認

けが人がいる場合は、救急車(911)を呼んでください。

 

警察への通報

必要に応じて警察に連絡してください。軽い接触事故のよう軽微な事故だと警察は来てくれないこともあります。けが人がいたり、道路を塞いでしまうような事故の場合はほぼ来てくれます。警察が来たら必ずポリスレポートを書いてもらうようにしましょう。ここで大事なのはIncident Numberをもらうのではなく、Police Reportを発行してもらいましょう。※インシデントレポートは犯罪が発生していない通報のただの記録で、ポリスレポートは正式な被害届です。効力が全く異なります。

関連ブログ:ポリスレポートとは?ロサンゼルスでポリスレポートの作り方、オンラインも可能

 

情報交換

過失の有無にかかわらず、事故の当事者間で運転手および所有者の氏名、住所に関する情報を交換してください。求めがあれば、運転免許証、車両登録証、自動車保険証を提示しなければなりません。ロサンゼルスでは相手が無保険の場合も多いです。保険情報が入手できない場合は警察に介入してもらうことも良いでしょう。

 

自分自身の防御

謝罪や過失を認める言動は控えてください。目撃者がいる場合には、その人の氏名、住所、電話番号を入手してください。しかしながら、夜や人気のない場所で身の危険を感じた場合は即座にその場を離れましょう。。ドライブレコーダーを装備しておくことを強くおすすめします。

 

事故状況の記録

事故車のナンバープレートや損害状況の写真を撮影してください。または相手方事故車の年式、メーカー、型式を確認した上で、記憶が鮮明なうちに事故に関する状況を記載してください。可能な限り写真などで証拠で残しておくことをおすすめします。

  • 事故の日時:
  • 事故の場所:
  • 相手側の運転者名:
  • 相手の住所:
  • 電話番号:
  • 仕事先:
  • 相手の運転者の免許番号:
  • 相手車のプレート番号:
  • 車のオーナー名車のメーカー・車種:
  • 年式相手側の保険会社名:
  • 相手側の保険証券番号:
  • 相手側の代理店と電話番号:
  • 目撃者名:
  • 目撃者電話番号:
  • その他気づいたこと:

 

 

保険代理店/ブローカーへの事故速報

速やかに代理店、又はブローカーに連絡をしてください。車両の修理や事故後の処理を進めるためには、必ず保険代理店への連絡が必要となります。連絡後、クレーム番号と修理見積書をもらうことができます。事故後の処理については基本は保険会社の指示に従っていただくと安心です。

 

Department of Motor Vehicles(DMV) SR1フォーム提出

カリフォルニア州では、過失の有無にかかわらず人身・死亡事故、または損害額が$1,000を超える物損事故の場合、事故後10日以内に SR1フォーム をDMVに提出する義務があります。このフォームの提出を怠ると、免許停止になることがあります。詳細に関しては代理店、またはブローカーに連絡してください。

 

いかがでしょうか。実際に事故に遭った時は、動揺して何をしたら良いか分からないものです。このページをブックマークしていただき、万が一の時のためにお役に立てば幸いです。

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