Vol.13「増加する盗難事件」

03.17.2021 | カテゴリー, Atsushi Suzuki's Blog

こんにちは、エコドライブの鈴木です。

ようやくサマータイムに切り替わりましたね。
これから日も伸びてカリフォルニアらしい気候がまたやってくると思うとワクワクしてきます。

さて、一度は耳にしたことがある方も多いかと思いますが最近巷で車のパーツの一部の盗難が相次いで起こってしまっています。そのパーツというのがキャタリティックコンバータというパーツで車両の底面にマフラーの中間地点に取付られています。犯行グループはそのパーツの中に使われている特殊金属が目的で盗難するそうでそれを転売して利益を稼いでいるようです。このパーツは約＄3000もする高額なもので被害に遭うと大変な出費となります。

当社のお客様でも被害に遭われた方もいますし、実は私たちの在庫車両も合計8台分やられました。。サンダーでカットしてわずか数分で盗んでいきます。お客様の車をリフトで上げて下から確認する際に、その切断された断面を見るたびに私たちは何とも言えない気持ちになりますね。オーナーであるお客様同様、私たちも整備をしている車一台一台思い入れや愛着があって車がとても可哀そうになりますし、「盗難」という現実を知った時のお客様の気持ちを考えるとやりきれなくなります。それと同時に「やっぱりここはアメリカ。隙を見せたらすぐにやられる」と自分たちの中にも危機感を覚えます。

犯人にどういった事情があるにせよ悪行は許されるものではありません。こういった悪事のツケは必ず自分に返ってきます。英語では「What goes around comes around」というようです。先日のニュースで犯人19人が捕まったと報じてました。ニュースによるとプリウスだけでなくフォードのトラックやホンダ車の一部でも多発しているようです。悪事のツケは自分に跳ね返ってくるので最終的に痛い目をみますが、逆に善い行いを行えばそれはむしろ良いこととして返ってくるので時間がかかったとしても善い行いを積み上げるべきなのです。

という訳でみなさまも愛車が車上荒らしに遭ってしまわないようにお気をつけください。安全な駐車場所の確保、プロテクターの取付、レコーダーやアラームの取付、保険プランの見直しなど対策出来ることを行うことが重要です。

鈴木

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