マリブピアをレンタカーで観光しよう|LAから行くモデルコース

05.09.2026 | カテゴリー, アメリカ生活ガイド

ロサンゼルス旅行で「いかにもなビーチ」ではなく、もう一歩踏み込んだ滞在を楽しみたい方におすすめしたいのがマリブピア方面へのドライブです。

サンタモニカやベニスのような賑やかさとは違い、海沿いの景色をゆったり流し、海辺のカフェで時間を忘れる。

そんな"半日だけ逃げ出す"使い方ができるのがマリブピアの魅力です。

本記事では、LAからマリブピアへ車で向かう方に向けて、出発から夕方までのモデルコースを中心に、歴史の予備知識、ピア内のおすすめスポット、映画ファン必見のロケ地ビーチ、アクセス・駐車のコツ、持ち物チェックリストまでを通しでまとめました。

読み終わる頃には、旅程がそのまま組み立てられるはずです。


マリブピア方面ドライブの魅力|片道40分で広がる別世界

マリブピアへはLAXから北へ車で約40分。

距離の割に雰囲気が大きく変わるのが、このエリアの面白いところです。

ダウンタウンLAの喧騒を抜け、サンタモニカを通り過ぎ、PCH(パシフィック・コースト・ハイウェイ)に入ると、左手に太平洋が広がり続けます。

車線の向こうは海、反対側は崖と高級住宅街。

観光地のメインストリートを走るというより、「景色そのものが目的地」になるドライブルートです。

ダウンタウンLAからやや離れた立地になるので、人の密度はサンタモニカやベニスほど高くならず、ビーチタウンとしての空気感がそのまま残っているのが大きな魅力です。

半日あれば往復+現地滞在が十分に成立するので、滞在スケジュールの合間に組み込みやすい旅程でもあります。


マリブとマリブピアの基礎知識|歴史を知ると旅がさらに面白い

現地に着いてから「ただ海がきれい」で終わらせないために、軽く背景を押さえておくと楽しみ方が一段深くなります。

"Humaliwo"という呼び名から読み解くマリブの原風景

現在のマリブという地名は、先住民チュマシュ族がこの海辺を"Humaliwo(波の音が大きく響く場所、の意)"と呼んでいたことに由来するとされています。

ビーチに立つと今でも波音が腹に響くように近く感じられる瞬間があり、何百年も前からこの一帯が「音で記憶される場所」だったと知ると、ドライブ中の景色の見え方も少し変わってきます。

私有地から"観光地"へ変わるまでの100年

マリブが現在のように誰でも気軽に訪れられる海沿いになった背景には、19世紀末から20世紀前半にかけての土地をめぐる長い物語があります。

出発点は1891年。

ニューイングランド出身の実業家フレデリック・ヘイスティングス・リンジが、ヨーロッパ(フランスやイタリア)の海辺にある別荘地を思わせる理想の住まいを造りたいと考え、この土地を丸ごと手に入れました。

今のように観光客で賑わう雰囲気はなく、公道もなく、干潮時に馬車でしか行き来できない辺境の海岸だった、というのが当時の姿です。

1905年のフレデリックの死後も、妻メイ・ナイト・リンジが家族の私有地を外部と分けるため、公道整備への抵抗を20年近く続けたと伝えられます。

この攻防が終わるのは、郡と州側が通行権を確保し、PCH(パシフィック・コースト・ハイウェイ)が1926年に開通したタイミングです。

ここで初めてマリブが「誰でも走れる海岸線」に変わりました。

マリブの海岸と邸宅文化を映すパシフィック沿いの風景

アダムソンハウスに残るマリブ邸宅文化

この歴史を物理的に今でも感じられるのが、マリブピアのほど近くに建つ「アダムソンハウス」です。

リンジ家の娘ローダ夫妻の住まいとして1929年に完成した邸宅で、スパニッシュ・コロニアル・リバイバル様式の建物と、地元マリブで作られていたとされるカラフルなタイルの内装が名物になっています。

「ただ海沿いを走って終わり」ではなく、このマリブの歴史ストーリーを1つ挟むと、ドライブ旅の密度がぐっと上がるため、時間に余裕のある日はアダムソンハウス見学をコースに組み込むのがおすすめです。


半日モデルコース|出発から夕方までの動き方

ここからは、LAから出発して夕方までに戻ってくる前提のモデルコースをご紹介します。

時間配分の目安として使ってください。

午前〜昼:LAから出発してマリブピアでブランチ

朝9時〜10時頃にLA方面を出発し、サンタモニカを経由してPCHへ。

渋滞状況にもよりますが、ピア到着は11時台を目安にすると、ランチ前の空いた時間帯にピアへ入れます。

到着したらまずはピアの突端まで歩き、海と崖の稜線を撮影しつつ、お昼の混雑前に魚介レストランへ。

テラス席を選べると、食事の時間そのものが風景の一部になります。

パシフィック・コースト・ハイウェイをドライブする車

午後:カフェタイム&ピア内ショッピング

食後は同じピアの奥にあるカフェでコーヒーやアイスクリームを。

店舗は平日だと15時〜16時頃に早めに閉まることもあるため、「食後すぐにカフェへ移動する」順番がおすすめです。

その後、向かい側の雑貨屋さんで海モチーフのお土産を選びつつ、外階段を昇ってピア全体を見下ろせるテラスへ。

ここでもう一枚、旅の代表的な写真が撮れます。

夕方:寄り道ビーチ(エル・マタドール/ポイント・デュム)

時間に余裕があれば、14時〜15時頃から、さらに北のエル・マタドール・ステート・ビーチや、夕陽が有名なポイント・デュムに寄り道するのが王道です。

どちらも車で移動してこそ気軽に立ち寄れるスポットです。

夕方の光が斜めに入る時間帯は、岩場の陰影が強く出て、写真映えも抜群。

PCHをゆったり北上しながら夕景を楽しみ、暗くなる前にLAへ戻ります。


マリブピア内のおすすめスポット

モデルコースで触れたピア内の立ち寄り先について、もう少し詳しく紹介します。

オーガニック魚介レストラン

ピアに入ってすぐ、海岸寄りの位置にあるのが魚介中心のレストランです。

地元産やオーガニックの食材にこだわっていると公表されていて、メインの魚介だけでなく、副菜の野菜までしっかり美味しいのがポイントです。

見た目も鮮やかで、「健康的な料理が好きな方にちょうどいい」という立ち位置のお店といえます。

テラス席に座ると、目の前が海。

波の音をBGMにした食事時間は、ドライブ旅のハイライトに十分なる体験です。

テラスがおしゃれな海辺カフェ

ピアのさらに奥へ進むと、先ほどの魚介レストランと同系列のカフェが見えてきます。

テラス席は三方を海に囲まれるような配置で、ラテ、コーヒー、アイスクリームといった定番メニューを、写真映えのする海ビューと一緒に楽しめます。

甘さと濃厚さのバランスが良く、移動の合間の休憩にちょうどよいのですが、前述の通り平日は閉店が早めなので、ランチ後すぐに向かう段取りが失敗しにくい動き方です。

海モチーフの雑貨屋さん

カフェの向かい側には、海にちなんだ雑貨やアクセサリー、おしゃれな小物が並ぶショップがあります。

旅のお土産を選ぶのにちょうど良いサイズ感のお店で、家族や友人へのお土産、あるいは自分用の記念品を探すのに向いています。

店舗外の階段からはピア全体とビーチを見渡せるテラスに上がれるため、ショッピングと展望スポットの両方を兼ねるイメージで立ち寄ってみてください。


映画ファン必見!マリブ周辺のロケ地ビーチ

マリブのビーチは、撮影地としても名高いエリアです。

ピアだけで帰ってしまうのは少しもったいない、映画ファン向けの寄り道候補を2つ紹介します。

エル・マタドール・ステート・ビーチ|「きみに読む物語」

エル・マタドール・ステート・ビーチは、2004年公開のラブストーリー映画「きみに読む物語(The Notebook)」のロケ地の一つとして知られています。

若い頃のノアとアリーが戯れるシーンを思い浮かべながら歩くと、岩場と波打ち際の景色が、ただの観光写真以上の意味を持ち始めます。

岩場や坂道が多いので、マリブピアのような平坦な観光地とは異なり、歩きやすいスニーカーでの訪問がおすすめです。

ポイント・デュム|「猿の惑星」ラストシーン

美しい夕陽スポットとして人気のポイント・デュムは、1968年公開の「猿の惑星(Planet of the Apes)」のラストシーン撮影地としてあまりにも有名です。

崖と砂浜の構図が作る独特の景観は、一度見ると映画の記憶と重なって印象に残ります。

夕方の訪問が定番ですが、足元はゴツゴツした岩場が続くので、こちらも動きやすい服装と靴を選んでください。



アクセス&駐車情報|現地で迷わないために

LAX・ダウンタウンLAからのルート

LAXからマリブピアまでは、混雑状況にもよりますが、車で40分〜1時間程度が目安です。

I-405を北上してI-10に入り、サンタモニカ方面へ抜けてPCHを北上していくルートが一般的です。

ダウンタウンLAから向かう場合は、I-10をひたすら西に進み、サンタモニカでPCHに合流する流れになります。

時間帯はラッシュアワーを外すのが鉄則です。

朝10時頃に出発、夕方のピーク前の16時頃までに現地を出発する、といった組み方が実際には扱いやすいはずです。

マリブ周辺のビーチ沿い駐車エリア

駐車場の使い方と注意点

マリブピア周辺には有料駐車場が点在しています。

ピア付属の駐車場が満車だった場合も、少し離れたパブリックビーチ側にも駐車エリアがあるため、柔軟に選びましょう。

週末は早めに着いた方が無難です。

エル・マタドールやポイント・デュムなど周辺ビーチにも、それぞれに駐車スペースがありますが、数は多くありません。

ピーク時は埋まりやすいため、「平日」「朝」「少し粘る」のいずれかを意識するとストレスが減ります。


レンタカーで行くべき理由|公共交通では届かない自由度

マリブエリアは、公共交通だけでのアクセスがあまり現実的ではありません。

PCHを走るバスはあるものの、本数や移動効率の面でドライブに大きく劣ります。

そもそも「寄り道ビーチの自由度」こそがこのエリアの楽しみ方なので、車がある前提で行程を組むのが合理的です。

具体的には次のようなシーンでレンタカー利用の差が出ます。

  • ピア→エル・マタドール→ポイント・デュム、と複数スポットをつなぐ場合
  • 夕陽の時間に合わせて、ポイント・デュムへ到着時間を調整したい場合
  • お土産や海辺で買ったものを積んだまま次のスポットへ移動したい場合
  • 他のLA観光(サンタモニカ、ベニスなど)と組み合わせたい場合

「バスと徒歩で回れなくもない」と「ドライブで快適に回れる」は別物です。

マリブピアについては、後者を選んでおくとストレスなく1日が組めます。

LA滞在中のレンタカーをお探しの方へ

マリブ方面のようにビーチや観光スポットを繋いで走る旅程には、燃費の良いハイブリッド車が扱いやすい選択肢になります。エコドライブのハイブリッドレンタカーは、全車ハイブリッドまたはEVで1日49ドルから利用可能です。

ハイブリッドレンタカーを見る


持ち物・服装チェックリスト|波風・砂浜対策

最後に、マリブピア+周辺ビーチ訪問で意外と見落とされがちな持ち物をまとめます。

  • 歩きやすい靴:ピアはフラットですが、周辺ビーチは岩場が多いのでスニーカー推奨
  • 薄手の上着:海沿いは夕方以降冷えることが多く、半袖だけだと寒く感じる日も
  • サングラス&日焼け止め:日差しと反射で想像より日焼けしやすいエリア
  • 飲み物:ビーチ間の移動中に買い足しにくいので、車内にストック
  • モバイルバッテリー:写真・動画を撮り続けると想像以上にバッテリーを消費
  • タオル:海辺に降りる予定がなくても、1枚あると砂払いに便利

「海=夏」のイメージで軽装になり過ぎると、風の強い日に失敗しやすいです。

1枚羽織れるものを車に積んでおく、くらいが無難です。

マリブピアと周辺ビーチに持って行きたい持ち物のフラットレイ


まとめ|マリブピアは"車で行くからこそ"楽しめる

マリブピアはサンタモニカほど派手ではなく、ダウンタウンLAからは少し距離がある分、静けさと海辺らしい時間の流れを味わえるスポットです。

歴史的な背景を知った上で、ピア内のレストランやカフェ、雑貨屋さんでゆっくり過ごし、余力があれば映画ロケ地のエル・マタドールやポイント・デュムまで足を伸ばす。

この組み立て方なら、半日〜1日で"マリブらしさ"をしっかり満喫できます。

そしてこの旅程は、やはりレンタカーでこそ快適に成立します。

LA滞在中にマリブ方面を候補に入れている方は、ドライブ前提でスケジュールを組んでみてください。

いつものLA観光とは少し違う、落ち着いた海辺の時間が待っているはずです。

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