アメリカ入国が早くなる!MPCレーン(Mobile Passport Control)の使い方と対象者を解説

10.27.2025 | カテゴリー, スタッフ日記

ロサンゼルス空港(LAX)の入国審査って毎回混みますよね。

トランプ大統領になって入国審査がさらに混みあっていると噂で聞きますが、MPC(Mobile Passport Control)レーンなら全く混まずに入国できました!!

 

※2025年10月現在:LAXの入国審査では、グリーンカード保持者(永住権保持者)と非市民(ビジターやビザ保持者)は同じレーンを使用し、アメリカ市民(U.S. Citizens)は別のレーンになっています。
そのため、グリーンカードを持っていても、市民専用レーンではなく、「Non-U.S. Citizens」「Visitors/Residents」または「Green Card Holder」などと表示されたレーンに並ぶのが基本です。

 

グローバルエントリーを登録しているのが一番なのですが、、、今回は間に合わなかったので。。。

この記事では、MPCの仕組み・使い方・対象者・注意点まで、最新情報をわかりやすくご紹介します!

 

 

✅ MPCレーン(Mobile Passport Control)とは?


MPC(モバイル・パスポート・コントロール)とは、

アメリカの入国時に、専用アプリを使ってパスポート情報や税関申告を事前に提出し、空港の「MPCレーン」からスムーズに入国できる仕組みです。

  • 利用料:無料
  • スマホアプリで簡単登録&申告

 

まだあまり知られていないので通常の入国審査より列が短く、待ち時間を大幅にカットできます。

 

 

🎯 MPCの対象者(2025年7月版)


以下の方が利用できます:

  • 🇺🇸 アメリカ市民(U.S. Citizens)
  • 🟩 米国の永住者(グリーンカード保持者)
  • 🇨🇦 カナダ国籍のB1/B2ビザ保有者
  • 🌎 ESTAなどビザ免除プログラム(VWP)対象の外国人旅行者
    (※初めての渡航は使えない可能性あり/再入国からが確実)

 

✅ グリーンカード保持者もMPCの公式対象です!
✅ 日本人のESTA入国も、2回目以降の渡航で使えるケースが増えています。

 

 

📱 MPCの使い方(ステップガイド)


事前に準備:前日までにすませておく方がよい

  1. MPCアプリをダウンロード
    → iOS / Androidで「Mobile Passport Control」アプリをインストール
  2. パスポート・永住者カード情報を登録
    一度登録すれば、次回以降もスムーズです
  3. 一緒に入国する家族がいれば2同様に情報を登録
    始める前に、家族全員分のパスポートとビザや永住者カードを用意するのがいいでしょう。

 

 

 
アメリカ到着時:


アプリで「入国申請」を作成
到着前の機内やWi-Fi接続後に、
・旅行者情報(同行家族もOK)
・税関質問への回答
・セルフィー(顔写真)を撮影

 

 

 

空港のMPCレーンへ直行!


 

通常レーンをスキップして、MPC専用レーンで
アプリのQRコードとパスポート(または永住者カード)を提示します。

 

 

 

🛫 MPCが使える空港(一部例)


2025年現在、MPCレーンは全米約30以上の空港で利用可能です。
たとえば:

  • ロサンゼルス国際空港(LAX)
  • サンフランシスコ国際空港(SFO)
  • ニューヨーク JFK空港(JFK)
  • シカゴ・オヘア(ORD)
  • シアトル・タコマ(SEA)
  • アトランタ(ATL)
  • ダラス・フォートワース(DFW)
  • マイアミ(MIA)など
  • 最新情報は CBP公式サイト で確認できます。

 

 

🤔 Global Entryとの違いは?


比較項目MPC(Mobile Passport)Global Entry
費用無料約$100(5年間有効)
登録不要(アプリのみ)必要(事前審査+面接)
利用者市民、永住者、外国人旅行者市民、外国人の登録者のみ
速さ速い(専用レーン)最速(専用キオスクあり)
対象空港数約30カ所約75カ所

 

📝 まとめ


MPC(Mobile Passport Control)は、無料で誰でも始めやすいアメリカ入国時短サービス。
スマホアプリさえあれば、面倒な登録も不要で、空港での時間を大幅に節約できます。

グリーンカード保持者や再入国の観光客にも対応しているので、
これからアメリカを頻繁に出入りする方にはとても便利なツールです。

実際私が利用した7月は、MCPレーン利用だと3組の待ちでしたが、通常のビザ保有のレーンでは30組以上がいました。

私たちが、5分の待ち時間だったのに対して一緒の飛行機に乗っていた人は1時間後に出てきていました。

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