【CES 2024レポート】 今年も驚きの最新技術がいっぱい!

01.17.2024 | カテゴリー, 最新のエコカーニュース, スタッフ日記, Tomohiro Sato's Blog

 

こんにちは、コスタメサ店の佐藤です。

 

今回、初めて世界最大の家電見本市アメリカ ネバダ州ラスベガスで開催された、

CES (Consumer Electronics Show) 2024に行ってきました!

 

 

一般の方も見ることができるオートーショーとは違い、事前に審査登録が済んだ関係業者のみの参加ということもあって非常に貴重な体験でした。

 

とにかく規模が大きく、ある程度の予想はしていたのですが、それ以上で驚きばかりでした。

大きく分けて3つのエリア、ホテルやその他のホール合わせて10会場で、見るための移動も各エリアを無料シャトルで移動するなど、、なかなか疲れました💦

 

終了後に届いたメールには、合計4300以上の出展数と135000人以上の来場者があったとのことで、去年を大きく上回り大盛況で幕を閉じたとのことでした。

 

出展されている分野は、AR/VR/XR、Audio、Beauty Tech、Digital Health、Drones、Entertainment、Fitness、Gaming、Smart Home、NFT、Robotics、Space Tech、Sustainability、Vehicle Tech、5G、Sports Tech、等などまだまだあって多岐にわたっておりました。

その中でもやはり昨今は車に対する技術革新が進んでおり、有名メーカーからスタートアップ企業まで様々な会社が車関連の事業に参入している印象でした。

 

多くのブースでデモカーが置いてあるのですが、車自体を作っている会社だけではなく、自動運転EV車用のカメラやセンサー、レーダーなどのパーツ関連、もしくは充電設備なども展示紹介されておりました。

 

今回全てを見ることは出来ませんでしたが、いくつかご紹介させて頂きたいと思います。

 

Sony Honda Mobility

 

 

2023 CESで初展示の際は社長鈴木がリポートしておりましたが、今回も注目のAFEELAです。

ソニーのエンタメ分野とホンダの安全な車作りの技術を融合させた新しい電気自動車です。

去年からは若干のデザイン変更があり、まだまだ量産に向け変更は進めていくとのこと。

 

自宅のプレイステーションと繋いで車で遊べたり、なんとカラオケも出来るようになっているらしい!

マイクロソフトとの協業によって、AI技術を使い個人の好みにカスタマイズされていく様な方向とのこと。

乗り込んだら、内装照明や音楽など自分好みになり、友達感覚でおしゃべりも!??

まだまだ想像の域を超えませんが、あっという間に実現できてしまいそうです。

 

またAR技術を使ってポケモンGOの様な遊びが出来たり、もちろん動画や映画なども見れてエンタメ要素満載の車になるとのことで、凄い時代になってきたなと、、ワクワクしますね。

予定では2025年に発売、受注開始で、2026年には皆さんのお手元にお届け出来る方向とのこと。

 

LG

 

 

LGといえばテレビや冷蔵庫など家電製品のイメージが強いのですが、今回車もありました。

電気自動車のコンセプトカーとして、「Alpha able」を展示。

フロントにはディスプレーが表示されており、AFEELAもそうでしたが今後のEVはメディアバーが標準?になるんでしょうか、、

インテリアはスターウォーズに出てきそうな宇宙船のコックピットな感じでした。

 

他にもカメラやレーダーなどの搭載機器の紹介もされてました。

これらの自動運転関連の技術競争も本当に激しいですね。

 

また、別展示で透明なテレビがありました、、進化が止まらないですね。

LG透明テレビ

 

 

 

Hisense

 

 

テレビなどの家電を扱っている中国の家電大手ハイセンス。以前東芝がテレビ事業を売却した会社としても有名ですね。

ガラスに映像を映し出せるディスプレイ搭載のEVの展示がありました。

 

HONPE

 

 

中国深セン市にある会社で、家電や車両モデル制作、パーツ加工、ロボットなど多岐にわたる。

プロトタイプEVが展示されてました。

今まで聞いたこともなく、今回初めて知りました。。

 

Amazon

 

 

アマゾンも車を作る?オンラインショップ?などと思いましたが、

聞いてみたところ、ざっくり言うとAWSを使って車を作る際のツールを提供しているとのこと。

エンジニアさんやデザイナーさんが使うことでより早く効率的にコストを抑え作業を進められるということで、詳細は専門的過ぎて自分には理解できませんでした、、💦

詳細はこちら→https://aws.amazon.com/jp/automotive/

 

 

XPENG AEROHT

 

 

ウワサの空飛ぶ車もありました!👀

中国の会社でプロペラ付き電気自動車のコンセプトモデルが展示されていました。

電動でプロペラを出し入れ出来て、実際に中国では飛行実験に成功しているとのこと。

実際に出し入れしているところを見せてくれて、オープンカーの屋根を開閉する様な要領でかっこ良かったです。

実際に一般的になって、目にするようになるのはいつになるんでしょうか。

 

Togg

 

 

こちらはトルコの自動車メーカーで、新型のEVの展示がありました。

まだ2018年に設立された新しい会社なのですが、国を上げて事業を進めているということで高性能な電気自動車を作っているようです。

展示ブースも洗練されてて、カッコよかったです。

 

HYUNDAI MOBIS

 

 

ヒョンデグループの現代モービス。

(日本ではヒュンダイと呼ばれることが多いですが、2020年に公式にヒョンデと呼称を世界統一された)

タイヤがぐるりと回って、横に斜めに回転にと、内輪差を気にせず小さなスペースでも移動可能なEVのコンセプトカーの展示でした。

デモンストレーションをやっており、これも今でもありそうでなかなか無いタイプなので不思議な感じでした。

mobis

インホイールモーター(タイヤそれぞれにモーターが内蔵されている)で、様々な動きを可能にしている。

 

ZOOX

 

 

米国カリフォルニアのシリコンバレー企業のZOOX(ズークス)社の無人運転車両(ロボタクシー)がありました。

2014年に米スタンフォード大の技術者らによって設立され、2020年にAmazonに12億ドルで買収されて傘下となったようです。

CA州のDMVにて認可を受け、すでに公道での運転を成功させているそうです。

さらにネバダ州でも運行テストの認可を受け、試験的なのか今回の滞在中にも走っているのを見かけました。

近い将来、当たり前のように街にロボタクシーが走っている時代が来ますね!

 

TIER IV

 

 

こちら日本の会社でした。

自動運転車用のセンサーやソフトウェア、レーダーなどを開発、提供しているスタートアップの会社とのことで、

中国のPix Movingという自動運転EVに搭載されいるとしてデモカーが展示されていました。

スタッフの方も色々と教えてくれて、とても勉強になりました。

 

Koito

 

 

東京に本社がある小糸製作所さんでした。

主にライティングの会社とのことですが、Ceptonという自動運転用のセンサーやレーダーの技術会社と協業して、その分野への進出を進めているとのこと。

近年のトラック業界ではドライバー不足ということもあり、自動運転化が進めれているらしく協業の強みを活かして商業車関連で事業拡大を目指しているようです。頑張って欲しいです!

 

HONDA

 

 

HONDAの4年ぶりのCES出店です。

ホンダの0シリーズということで、原点に立ち返り新しい価値を創るというメッセージがありました。

展示されていた新しい電気自動車のコンセプトモデル2台は、「SALOON」と「SPACE-HUB」という名前でホンダのロゴも新しいタイプに変わってました。

SALLONを見た印象は、NSXのようなナイトライダー(知ってる人は少ないかも、、)のような、バットマンが乗ってそうなというか、とても魅力的なデザインでした!

「薄い、軽い、賢い」をコンセプトにしたEV作りを進めて、量産タイプに徐々に進化させていきたいとのことでした。

LGとの協業でオハイオ州にバッテリー工場を建設し、元々ある2つの工場をEV専用の工場にするという計画があるとのことで、電気自動車製造への本気度がうかがえる内容でした。

 

Asahi KASEI

 

 

おなじみ旭化成さんのセンシングデバイスを提供されている会社で、センサー技術の展示がありました。

近年、子供が車に置き去りにされて亡くなる悲しい事件をよく聞きますが、最新の検出技術で防止に役立てるということでした。

従来品では動きや温度で物体の検出は可能でしたが、子供かどうかという判断まで可能になっているということで、

今後車に搭載されていけば安心感が増しますね。

 

Panasonic

 

 

こちら北米では初めての展示となっているようですが、電気自動車用の車載デバイス&ソリューションの紹介でした。

他にも勿論電化製品の展示も多数ありました。

アマゾンとスマートテレビを共同開発するということで、AI技術でテレビを根本から変える!?かも

 

以前からテスラと共同でバッテリー工場をネバダ州で運営し供給しておりますが、去年マツダへの供給の話しも進めているとニュースがあったので、今後どの様に展開されていくか注目です。

 

SK

 

 

半導体など様々な事業を展開している、韓国の財閥系グループ会社のSKも大規模な展示を行ってました。

ぱっと見なに屋さん!?という感じで、まるでテーマパークの様な演出に皆惹きつけられてた様子でした。

本当趣向を凝らして来場者をあっと驚かそう、楽しませようとする作り手の頑張りのことも想像してしまいましたね。。

 

 

PACCAR

 

今トラック業界も熱いみたいです!

アメリカのワシントン州に本社を置く大型トラックメーカー。

ケンワースをはじめ、ピータービルト、DAF(オランダ)など様々なトラック会社を買収し世界で第3位の製造量を誇る。

*アメリカ国内2位(1位はダイムラー)

トラックがゼロエミッション(有害廃棄物の排気ゼロ)で走る時代が来る!

 

 

上の写真はトヨタと共同開発されたケンワースのFCEV(水素燃料電池車)。トヨタ・ミライのトラック版ということですね。

こちらもう一台のブランドも合わせるとすでに150台分の購入予約があるようで、2025年から納入されていく予定とのこと。

水素車の排出は水だけですが、トラックとなると結構な水しぶきになりそうですが、、

そこは当然うまく考えられているのでしょうね!

*ミライは真後ろ走ってると、ほぼ気にならないですが少しかかることがあります。。

 

 

 

こちらは、DAFのEVトラック。

一回の充電で最大310マイル(約500Km)走行し、急速充電で約2時間以内でフルチャージされるそうです。

トラックで310マイルなんてすぐに走るでしょうから、ある程度決まった範囲でのルート配送用な感じでしょうか。

 

これに運転手いらずの安全性が確保された自動運転が搭載されたら、、もう無敵ですね。

 

やはり毎回思いますが、今後これだけの電気自動車が作られていくなかで、当然電力需要が非常に大きくなると思いますが、

発電関連の進化はどんな状況なのかとても気になるところです。

 

KIA

 

こちら韓国の自動車メーカーKIA (起亜)

以前はマツダやフォードから技術提供を受けてそれをベースに発展していきましたが、1999年に現代自動車の傘下になって以後は、現代車ベースで開発が進められるようなったとのこと。

 

今回5年ぶりのCES参加ということで、広いブースで大々的に新しいコンセプトの発表がありました。

PBV (Platform Beyond Vehicle):車両を超えたプラットフォーム、という内容でそのコンセプトモデルが披露されていました。

 

 

新技術イージースワップを使った車両で、ベース土台は共用して後部座席をピックアップ、バンタイプなどに着せ替えできるというPV5 CONCEPT。

 

ボディスタイルを状況に応じて変えられるというのは面白い発想ですね!

最初は商用EVとしての運用かと思いますが、いずれは自宅 or オフィスに着せ替え用のガレージがあって、

今日は◯◯タイプにしようと選んで出掛けるようなことも出来るかもしれないですね。

 

オプションで様々なバリエーションが増えると、“いつでも交換可能サブスクプラン”みたいなことも考えられますね。

 

この様な動きをみますと無限の可能性が広がるEV業界、エンジン付きの車両ではなかなか出来ない様々な発想ができて、

今後の発展にワクワクします!

 

 

VEGAS LOOP

 

 

展示とは関係ないのですが、テスラやスペースXのイーロンマスクが作ったトンネル「ベガスループ」を通ってきました。

 

VEGAS LOOP

 

現在はイベント時のコンベンションセンター周辺の移動のみですが、今後はどんどん広げていく計画のようです。

ラスベガスの地下がテスラのトンネルだらけになる!?

繁華街のピーク時の渋滞は本当に酷いので、実現したらとても面白いですね!

 

 

今回初めてCESに行かせてもらいましたが、世界最大級ということで最新のテクノロジーを直に見ることが出来て、

とても良い経験になりました。

技術はどんどん進化を続け、どの企業もそれをクルマに活かすことに投資を惜しまない状況なんだなと改めて実感しました。

 

個人的には、弊社も取り扱いが多いトヨタの新しい“何か”を期待してしまいますね。

韓国や中国、アメリカや東南アジアの新興スタートアップなどの勢いを凄く感じましたので、

トヨタに関して今回は特筆するようなことは見つけられませんでしたが、次回あたり大きな面白いニュースがあると良いなと思いました。

 

現在私達は製品のものづくりというよりは、それをどう扱って良いサービスを提供するかという分野に身を置いておりますので、今後も技術の向上や世界のトレンドにアンテナを張り続けていきたいと思います。

 

長文にお付き合い頂きありがとうございました。

 

 

佐藤

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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