ブレーキパッドの交換をしました!
05.22.2024 | カテゴリー, メンテナンス・修理部門
↑交換前
当社の整備事例
ブレーキパッドの交換をしました!
左が新品、右がOLD(車両に付いていたもの)
(車が走行すれば止まらなくてはいけないので制動時にブレーキは摩耗していきます。)
ブレーキをかけると、ブレーキの温度は上がります。
これは、動いているタイヤの運動エネルギーが、摩擦によって熱エネルギーに変化するためです。この摩擦によってブレーキは減っていきます。
↓新品の厚みは1センチほどあります。
車のブレーキシステムは、主に「ディスクブレーキ」と「ドラムブレーキ」の2種類に分かれます。
ディスクブレーキは、多くの車の前輪と後輪に採用されています。この方式では、ディスクローターを両側から挟み、タイヤの回転を止めるためにブレーキパッドが使われます。
一方、ドラムブレーキは、乗用車の後輪に採用されています。この場合、ブレーキシューがブレーキドラムに押し付けられ、タイヤの回転を止めます。なお、ブレーキシューも消耗品です。
例として
2ND GEN PRIUS:FRONT>DISK、REAR>DRUM
3RD GEN PRIUS:FRONT & REAR>DISK
🔍交換時期と確認方法
車種や運転環境によって、ブレーキパッドの交換時期は異なりますので、具体的な時期を一般的に述べることは難しいです。坂道や信号の多い都市部での運転など、ブレーキを頻繁に使う場合は、パッドの消耗が早くなる傾向があります。一方で、高速道路を主に走行する車などは、同じ距離を走ってもブレーキパッドの減りが少ないことがあります。
✅当社ではオイル交換等のメンテナンスの時に下記をチェックしています。
- ブレーキパッドの厚みを確認する。
- ブレーキローター(ディスク)のひずみや摩耗状態からお客様のブレーキの使い方や使用状況を判断してアドバイスする。
- ブレーキング時の異音や振動があるかどうかを注意深く確認する。
これらの方法でブレーキパッドの状態を確認し、必要に応じて交換をお勧めしています!
ブレーキパッドは消耗品です。交換時期を過ぎて使用し続けると、ブレーキの性能低下だけでなく、ディスクローターにも損傷が生じる可能性があります。その結果、修理費用が高額になるリスクも考えられますので、定期的なブレーキパッドの交換は非常に重要です。
↓こちらはブレーキパッドに付いているセンサー部品。ブレーキパッドが薄くなると、ディスクローターに小さな突起部分(右側)が当たり音が出ます。
当社ではオイル交換時に、ブレーキパッドも確認しています!安心して乗っていただくためにも、交換が必要な場合は、お知らせさせていただいています☺