クルマのエアコン(A/C)が臭い😱原因と対処法
10.21.2023 | カテゴリー, メンテナンス・修理部門
エアコンの匂いには大きく3つの原因があります。それぞれの対策法を以下にまとめました。
①外からの空気が臭い場合。
前を走行してる車が排気ガス臭い場合など、外からの空気が臭い場合は、活性炭入りなどのキャビンフィルターを使うことで、外からの排気ガスや臭いなどは多少カットすることができます。
関連記事:活性炭キャビンエアフィルター
②エアコンユニット内(車内ダッシュボード奥)のエバポレーターがカビることによってできる臭い。
自動車のエバポレーターは、車両のエアコンシステムで使用される重要な部品の1つです。エバポレーターは、エアコンシステム内での蒸発プロセスを担当します。エアコンは、室内の空気を冷却し、乾燥させることで、快適な乗車環境を提供するために使用されます。
エバポレーターは通常、車両のダッシュボード内に取り付けられており、エアコンシステムの一部として動作します。エアコンがオンになると、エバポレーター内の液体冷媒が蒸発し、冷たい空気が車内に供給されます。
エバポレーターのカビは、密閉された場所で結露された部品があると、新車であったとしても1週間あればカビが発生します。これを取り除くのは難しいです。エバポレーターは氷水を入れたコップのようなところに風を当てて冷たい空気を出しています。常温で氷水を置くとコップの周りに結露ができるのと同じでエバポレーターには結露ができます。車のドアなど車内は年々密閉性が良くなり、結露ができやすくなります。
【対処法】
目的地に着く10分ほど前にA/Cボタンをオフにして送風のみの状態にする。A/Cオフの状態では、それ以上結露が発生しない状態に風のみを当ててエバポレータを乾かす状態を作る。もちろんこの時間が長ければ長いほど良いですが、その時に冷たい風は出ないので、目的地に着く10分ぐらい前を目安にしたら良いのではないでしょうか。
それと同時に防犯面で許すのであれば、パーキングしてるときに1センチでもいいので、窓を開けることにより車内に風の流れができます。それによりカビが発生するのを防ぎ臭いを防止できます。ガレージ駐車でしたらもう少し空けておいたら良いと思います。
③エアコンユニット(車内ダッシュボード奥)の中に小動物などが死亡してる場合。
この場合動物の死骸から臭いが発生し、エアコンユニット(車内ダッシュボード奥)の中から風を通じて臭いが発生します。
写真の赤丸部分が20系プリウスのエアコンユニットです。さらにこの中にエバポレーターが入っています。ここまで車内を分解しないと出て来ません。
(だからエアコン修理は高額なんですね…)
【対処法】
早いうちに死骸を取り除き、臭いの原因であるところを取り除く。
これらの対策を実施することで、エアコンの臭いを軽減し、より快適な車内環境を維持できるでしょう。
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