Vol.39「中古車屋の未来について妄想」
05.16.2023 | カテゴリー, Atsushi Suzuki's Blog
こんにちは、鈴木です!今回は勝手な個人的な妄想回です。。保証できるものではありませんのでご了承ください。
さて、結論から言うと我々のいる中古車業界の未来は正直「かなり暗め」です。
以下理由です。
① 車のEV化により故障リスクが下がり個体のクオリティに差がなくなる
② メーカーによる中古車直売の波が始まる
③ 個人売買活発化
① 車のEV化により故障リスクがさがり個体のクオリティに差がなくなる
いまはガソリンエンジンが主流のためメンテナンス歴などによってコンディションがまちまちで信頼できるお店選びこそが中古車購入で失敗しないための鍵になっていますが、将来EV車が主流になると家電のようにクオリティに差がなくなります。そうなるとどこで買っても同じコンディション、同じサービス、同じ価格ということになります。
② メーカーによる中古車直売の波が始まる
メーカーがエンドユーザーに直売することで利益が最大化されます。EV化すると購入後のメンテナンスがほぼ必要がなくなり、価格が同一化することで値交渉がなくなり御用聞きの営業マンが必要なくなります。そうなると今のようにエンドユーザーとの間にわざわざディーラーを間に入れて“売ってもらう”必要がなくなるのです。
③ 個人売買活発化
故障リスク少ないので少しでも安く買いたい(少しでも高く売りたい)人は個人売買を利用するので個人売買需要は活性化します。
上記の理由から、メーカーから買うか個人から買うかと二極化しますので間にいた中古車屋の存在意義が下がります。修理工場、新車ディーラーにとっても未来は暗いのかもしれません。
というと僕たちエコドライブはお先真っ暗か、というとそんなことはありません。むしろ明るいとも思っています。
これまでのイス取りゲームのような切り売り型ではなく、本来は分業とされているサービス(レンタカー、リース、修理、保険、ファイナンスなど)をうまく融合させ特定のコミュニティ用にカスタマイズしお客さんと近い距離感で提供していく、これこそが消費者にもっとも価値を提供できる最適解だと思います。
まだまだ道半ばでやるべきことが山ほどありますがエコドライブは今後もこの領域にフルコミットして進めていきます!
皆さんの業界はいかがでしょうか?AIなど新しいテクノロジーの登場で10年後はどうなっているか分からない世界に僕らは生きているので、先をみて今からできることを準備しておく、またはこれから伸びそうな業界に身を置くというのもお勧めです。
皆さんとは業界こそ違いますが今日のコラムが少しでも何かの参考になれば嬉しいです。
それでは今日も素敵な一日を!
鈴木
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