アメリカで日本のクレジットカードを使いたい!支払い方法は?手数料はいくら?
02.14.2020 | カテゴリー, LAお役立ち情報, スタッフ日記, カスタマーサービス部門
こんにちは、エコドライブです。
今回は、日本のクレジットカードをアメリカで使った時の支払い方法と手数料のお話です。
1.支払い方法について
日本ではクレジットカードの支払いは、一括払い、分割払いやリボ払いなどいろいろな方法を選ぶことができます。
実はアメリカではクレジットカードの支払い回数や支払い方法を聞かれることはありません。
レシートや端末等にサインをするか、4桁の暗証番号を入力するだけで、クレジットカード払いが完了します。
それでは、アメリカでクレジットカードを利用したら、日本の口座からの支払はどのような方法になっているのでしょう?
その答えは、、、
日本で発行されたクレジットカードに関しては、海外利用時にどのような支払い方法になるかというのが、初期設定されています。
多くが一括払いしか使えないカードになりますが、クレジットカードによっては『海外利用はすべてリボ払い』と設定されているものもあるのでご注意ください。(事前に確認しておくようにしましょう!)
つまり、クレジットカードに設定された支払い方法しか海外では使えないということです。
「リボ払いなんて使いたくない!」という方は、カード会社に電話をして『海外利用時はすべて1回払いにしてほしい!』と設定変更しておけば大丈夫です。
日本国内:支払い方法を選べる
海外:支払い方法は選べない
2.手数料と支払い金額の計算方法について
海外でクレジットカードを利用した場合のお金の計算方法は、加盟店が現地通貨建てで地元のカード会社(あるいは提携銀行など)に請求します。
そこから日本のカード会社に請求が上がり、そこで円換算して、カード所有者に請求がくるというシステムになっています。
そのため、請求額は必ずしもカードを使った日の為替レートで換算されるわけではありません。
まずクレジットカードの手数料を考える際には、「カード会社の為替手数料」と「カード会社の為替レート」の2点を意識する必要があります。
「カード会社の為替手数料」
カード会社の事務手数料は、国際ブランドによって決まっており、各為替手数料は下記のようになっています。
国際ブランド 為替手数料
VISA | 1.63% |
MasterCard | 1.63% |
JCB | 1.60% |
AMERICAN EXPRESS | 2.00% |
Diners Club | 1.30% |
この表の為替手数料が、クレジットカードを海外で使用した場合の利用手数料になります。
※現金を両替するときに掛かる手数料と同じ内容のものになります。
「カード会社の為替レート」
カード会社の為替レートも国際ブランドが決定しています。
ここの数値は日によって異なりますが、レートの決め方は下記の表のようになっています。
国際ブランド 基準レート
VISA | Visaインターナショナルのレート |
MasterCard | MasterCardインターナショナルのレート |
JCB | JCB所定のレート |
AMERICAN EXPRESS | 主要な外国為替相場情報からアメリカン・エキスプレスが選択した、銀行間のレート |
Diners Club | 所定金融機関の為替相場 |
上記の為替手数料を利用して、海外利用時の手数料を計算します。
ただし、為替レートには1点注意すべき点があります。
クレジットカードに採用される為替レートは、商品を購入した日ではなく、決済情報が日本のカード会社に届いた日のものになります。
具体的な日数については、バラバラですが大体2~4日ほどのタイムラグがあります。
そのため、数日後の為替レートによっては、商品を購入した日より得する場合もあれば損する場合もあります。
※数日なので、そこまで大きなずれはありません。
つまり、実際に支払う金額は、カードのブランドの為替手数料と、為替レートによって算出することができます。
使用した金額 × 為替レート によって日本円を算出し、
日本円 × 海外手数料 が実際に支払う金額となるわけです。
渡米してすぐの方は、日本のクレジットを使う機会もあるかと思います。
お持ちのカードが、どんな支払い方法で、手数料は何%なのか?
ぜひご確認いただければと思います!
エコドライブ 美穂