運転中にスマホを持つだけで違法に!2025年施行、カリフォルニア「ノータッチ法」とは?

06.24.2025 | カテゴリー, LAお役立ち情報

カリフォルニア州で2025年6月から施行された「No‑Touch(ノータッチ)法」について、最新の情報をまとめました。

📱 なにが変わったのか?

  • 2025年6月3日(または5日)、カリフォルニア控訴裁が判示し、「運転中に携帯電話を手に持つだけで違反」と明確にされました。
    👉 電話を操作していなくても「画面をのぞく」「ナビを見る」だけで違法になります。

  • もともとの法律(2016年のCalifornia Vehicle Code §23123.5)では「通話や操作」が対象でしたが、今回の判例でその“抜け穴”がふさがれました。


❌ 実施内容と罰則

🚫 禁止されている行為:

  • 手でスマホを持って画面を見る(ナビ、通知、音楽再生など)

  • スワイプ、タップなどの手動操作

✅ 許可されている使い方:

  • ダッシュボードや窓にしっかりと固定されたホルダーでの使用

  • SiriやGoogle Assistant、Bluetooth通話などのハンズフリー操作

  • エンジン始動前にナビ設定などを済ませる

💵 罰則:

  • 初回違反:$170〜$300程度の罰金

  • 再違反:より重い罰則や点数加算の可能性あり


🚔 実施時期と取り締まり状況

  • すでに2025年6月初旬から施行中。

  • 6月7日には、24時間の集中的な取り締まりで266件の違反が摘発されました。

  • CHP(カリフォルニア・ハイウェイ・パトロール)などが啓発活動を強化中。


✅ 運転者としてどう対策すべきか?

  • 📌 スマホをしっかり固定
     運転前にホルダーへ。見やすい位置で安全に。

  • 🎙️ 音声操作を活用
     ナビ、通話、音楽はSiriやGoogle Assistantで。

  • 🚫 運転モードをONに設定
     通知を自動で遮断。集中運転をサポート。

  • 🛑 操作が必要な時は停車を
     路肩やパーキングに停めてから操作しましょう。


❗ なぜこの法律が重要なのか?

  • わずか数秒の“ながら運転”が、命に関わる事故につながる可能性があります。

  • 統計によれば、「2秒の不注意」で事故リスクが約20倍に跳ね上がるとされています。


🔚 まとめ

2025年6月から、カリフォルニア州では「運転中にスマホを手に持つこと自体が違反」となるノータッチ法が施行されています。
安全のためには:

📲 スマホは固定
🗣️ 音声操作でハンズフリー
🚘 必要なら必ず停車してから操作

運転中のたった数秒の注意散漫が、大きな事故に直結する時代。安全運転を徹底しましょう!

この投稿は役に立ちましたか? 役に立った 7人がこの投稿は役に立ったと言っています。