ガソリン価格、下落中・・・

11.07.2022 | カテゴリー, LAお役立ち情報

カリフォルニア州のガソリン価格は、6月と10月初旬に記録的な高値を記録して以来、ゆっくりとではありますが下落しています。

下落の要因の１つ目として11月8日（火）の中間選挙前であることが挙げられます。ガスアナリスト、Patrick De Haan 氏によると、通常、ガス価格は中間選挙の前に下落する、とのこと。

また２つ目の要因はガビン・ニューサム知事が、ガソリンの高コストを補うために、在庫を増やして価格を下げることを期待して、10月31日に予定されていた発売前に、カリフォルニア州大気資源委員会に冬用混合ガソリンをリリースすることを許可したことでしょうか。

冬用混合ガソリンは、夏用混合ガソリンよりも製造コストが安く、ガソリン価格が安くなる可能性があります。

ニューサム知事は、ゴールデンステートでガソリン価格が不釣り合いに上昇している事実について、石油会社がカリフォルニア州のドライバーから「お金を巻き上げている」と非難しました。

「事実、彼らはあなたをだましているのです。彼らの記録的な利益はあなたの費用でもたらされます。」とニューソムはツイッターに投稿された痛烈なビデオで言いました。彼はまた、石油会社に対する新たなwindfall tax（超過利潤税）を要求しました。これにより、「これらの利益が、この石油会社の恐喝にお金を払っている何百万人ものカリフォルニア州民を助けるために直接戻ることを確実にする。」とも述べています。

ある石油会社であるValero Energy Corpは、ニューサム知事の告発に応えて、州の厳しい環境規制と高い製油所の運用コストが、ポンプの価格がこれほど不釣り合いなほど高い理由であると非難しました。

「カリフォルニア州の政策により、精製能力を高めることが難しくなり、精製所の運営コストを下げるための供給プロジェクトが妨げられています」とバレロ氏は声明で述べました。

カリフォルニア州のガソリン価格は全国平均よりも高くなっていますが、さらに緩和される可能性があります。

ガスアナリスト、Patrick De Haan 氏は、価格は 11 月末までに 5 ドル台後半に戻ると予測しています。