ドアミラー(サイドミラー)の正しい位置と合わせ方
02.03.2023 | カテゴリー, エコ乗りプラン, カスタマーサービス部門
車のミラーを使用することは、運転するときに必要なスキルです。安全に運転するには、ミラーの正しい位置と調整する方法を知っておく必要があります。
運転中に主に使用するミラーには、ドアミラー (サイドミラーと呼ばれることが多い) とルームミラーの 2 種類があります。ドアミラーは、フロント ウィンドウのすぐ外側の車両の両側にあります。バックミラーはドライバーの横にあり、フロントガラスのほぼ目の高さに取り付けられています。
ドアミラーの正しい位置
ドアミラーの正しい位置は「景色と地面(道路)が上下に半分ずつ、車体が内側の縦1/4に映っている状態」と覚えましょう。
ドアミラーの合わせ方
2.快適な高さと奥行きになるように座席を移動します。これは、鏡を見たときに見えるものにも影響を与えます。シートの位置は、足がペダルにゆっくりと乗っているように感じ、車の前方が快適に見える位置に配置してください。
- ギアスティックとステアリングホイールに楽に手が届くことを確認してください。
- 特に背が低く、車の前方が見えない場合は、クッションを使用して背を高くしてください。
3.ボタンを使用して、電子的に調整されたミラーを移動します。テクノロジーが進歩するにつれて、ミラーの角度を変更する物理的な方法は劇的に変化しました。現代の自動車では、多くのシステムが電子ムーブメントに切り替えられています。
- このボタンは通常、ステアリング ホイールのすぐ右側にあり、ミラーの移動方向を示す 4 つの矢印が付いています。
- 通常、どちらのミラーを動かすかを選択するための左右のコントロール スイッチもあります。
- コントロールが見つからない場合は、オンラインにアクセスして、通常とは異なる場所にコントロールが隠されている可能性があるかどうかを確認してください。
5.ミラーの左右平面を調整します。正しく行うと、車の後部の端しか見えなくなります。自分の車がたくさん見える場合はミラーが奥にありすぎており、自分の車がまったく見えない場合はミラーが遠すぎます。これらの状況は両方とも、盲点を増やします。
- ミラーをどれだけ調整しても死角ができますが、目的はこの死角を最小限に抑えることです。
ミラーの死角
ルームミラーやドアミラーを使えば、後方や斜め後ろを確認しやすいです。しかし、ミラーにも死角が存在します。
ドアミラーの場合、左右の広い角度、また運転席や助手席のウィンドウから下などが死角になりやすいです。そのため下記に挙げる場所は必ず目視で確認するようにしましょう。
- 発進・駐車時…子どもや動物がクルマの近辺にいないか
- 右折・左折時…クルマの横に歩行者や自転車がいないか
- 車線変更時…右あるいは左に他のクルマが走っていないか
駐車場などでは、ドアミラーの死角部分に小さな子どもがいることもよくあります。また右折・左折や車線変更でドアミラーだけ確認して移動した結果、ミラーの死角となっているすぐ隣を走っていたクルマや自転車、オートバイにぶつかってしまうケースもあります。
補助グッズの活用も有効です!
車両後方を映す後付けのバックカメラや、ドアミラーの死角をカバーする補助ミラーなども販売されています。運転が心配な方は、こうしたグッズを上手く活用しましょう。