Vol.24「最近「NFT」が話題になってますね」

02.19.2022 | カテゴリー, Atsushi Suzuki's Blog

こんにちは、エコドライブ鈴木です。

最近「NFT」が話題になってますね。この「NFT」車業界にとってもすごく面白いテーマなので今回お話ししたいと思います。NFTとは「Non-Fungible Token」の略称で、所有権のついたデジタルデータことをいいます。

これまで画像や動画などのデジタルデータはひとたびネット上にアップすると誰でもダウンロードができてしまい、もともとのデータの持ち主の特定が困難でした。ところがNFTの場合はブロックチェーン上に存在するので持ち主が特定できる仕組になってるのです。しかもそれは所有権の改ざんが出来ないようになっています。

さて、このNFTの特徴をふまえ車業界における将来のNFT活用方法を勝手に考察してみました。

活用案：紙のタイトル（ピンクスリップ）を廃止し、タイトルNFTにする
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結果：安心して中古車売買できるようになり、かつ名義変更が秒で完了し、中古車市場が活発になる、DMVが要らなくなる

仮に自分の車を知人に売るとして、これまではDMVに行って名義変更申請を行う必要がありました。ところがNFTの場合、デジタルウオレットを使ってその知人にタイトルNFTを送信するだけです。時間にしてわずか数秒で名義変更が完了するのです！DMVを介する必要性はありません。これだけでかなり革命的ですよね。

さらにタイトルNFTには車の情報はもちろん、ありとあらゆる情報を記録できるので、メンテナンスの記録や故障歴、事故歴、売却歴とその価格などすべてわかるようになるでしょう。そうすることで詐欺などの脅威から守られ、より安心して売買取引ができるようになります。なお、この一連のトランザクションにおいてお互いの名前や住所などプライバシーの情報を交換する必要はないのです。すごいですよね。

さらにもっと先の世界を想像できますが話が長くなるのでここでは伏せておきます。

このように今後様々な業態でNFTの活用事例は出てくると思います。NFTの導入でDMVのような現代の無駄を一挙に省くことが可能になります。いまはまだ法整備が整っていなかったり、そもそも利用人口が少なくてとっつきにくい分野ですが、今後伸びしろの大きい分野であることは間違いないので、興味のある方は今から学習し自分のいる業界内での活用法などを妄想してみるのも良いのではないしょうか。

鈴木

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