Vol.19「MIRAIに乗り始めました」
09.20.2021 | カテゴリー, Atsushi Suzuki's Blog
皆さま、こんにちはエコドライブ鈴木です。
今日は久々に車の話です!実は最近、個人的にMIRAIに乗り始めました。そう、あの水素で走るトヨタのクルマです。今回仕入れチャンスがあったので勉強のために買ってみました。
乗って2週間ですがプリウスと比べて思うことを簡単にまとめてみました。
<プリウスと比較して勝ってる点>
・静か(ほぼ無音)
・オイル交換など定期メンテナンス不要(ブレーキやワイパー、タイヤ交換などは必要)
・気持ちの良い走り出し
<プリウスと比べて劣ってる点>
・燃料代コスト
・航続距離が少ない
・水素ステーションが少ない
乗ってすぐに感じるのはとても静かである点。エンジンが無いのでほぼ無音で電動モーター音が心地よく聞こえてきます。エンジンオイルやスパークプラグなどエンジンに付随するメンテナンスを行う必要がないというのも良い点だと思います。
水素満タンでの航続距離は約200マイル。そして満タン費用は40ドルほどです。プリウスであればガス満タンで40ドル位で400マイル近くは乗れると思います。そう考えるとプリウスは同じコストで倍乗れるということですね。Miraiの航続距離はカタログ値上312mileとありますが2017年式である現車は200mile位なので40%位下振れしてるのが気になります。バッテリーの劣化の問題なのか何なのか、、今の新型はカタログ上402mileとなってますが実際どうなのか気になるところです。
水素ステーションが少ないというのもやっぱり不便さは感じます。いつも通ってるルートにあるなら文句はないんですが、ルートから外れるとストレスは少し感じます。しかも先日行ったところはポンプが4機あるうち3機はOut of Order。。まじか!最後の一機でMirai渋滞が出来てました笑。
という訳で、経済面、利便性など考えるとプリウスの方が断然良いと思いました。と同時に古くなっても燃費性能がそこまで落ちないプリウスはやっぱり優秀だなと感心。そして「水素と酸素を化学反応させることで発電させ、それを蓄電しモーターを回して動く」という言えば簡単だけど実際実用化させてしまうメーカーの技術力にも脱帽しました。
水素自動車(FCV)に未来があるかどうかは分かりません。もし電気自動車のように自宅でプラグイン充電もできるならとても良いと思います。普段使いは自宅で充電した電力を使って乗って、遠乗りの場合は出先で水素を入れて走ることもできる、それなら電気自動車の課題も克服できるので水素ステーションがなくても共存できるのではないかと思います。そんなの無理だろとメーカーの方に怒られるかもしれませんが、、
いづれにしてもここ数年はプリウスまたはプラグインタイプのプリウス/RAV4が経済的に最高なのは変わらないでしょうね。
各メーカー凌ぎを削って色々なタイプのエコカーが今後出てくると思いますがワクワクしますね!またレポートしてみたいと思います。
鈴木
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