アマゾン専用EV、アメリカで公道走行テストスタート!
02.06.2021 | カテゴリー, 最新のエコカーニュース

アマゾン(Amazon)は2月3日、新型EVの公道走行テストをアメリカで開始したと発表しました。
この新型EVは配送用に10万台を導入する予定で、アマゾンが米国のリヴィアン・オートモーティブと共同開発しているものです。
リヴィアンは、ミシガン州に本拠を置く新興EVメーカーです。
車両の設計や開発を行なう本社拠点に加え、カリフォルニア州に自動運転やデータ通信、バッテリーなどの技術開発拠点を有しています。さらに、イリノイ州では旧三菱自動車の工場を取得しており、年間30万台の生産能力を持っています。
リヴィアンは近い将来、リヴィアン『R1T』と呼ばれるEVピックアップトラックを北米市場に投入する計画があります。このリヴィアンR1Tのノウハウを生かして、アマゾンと配送用の新型EVを共同開発しています。
アマゾンはリヴィアンと協力して、さまざまな気候や地域において、車両の性能、安全性、耐久性を確認する公道走行テストを米国で開始。新型EVは、1回の充電での航続が最大240km。エンジニアは、2021年内に予定されている生産開始に向けて、車両の改良を続けているとのこと。
またアマゾンは、新型EVの導入に対応するために、インフラの整備に着手。北米とヨーロッパの物流ステーションに、数千基の充電ステーションを設置しています。なお、アマゾンはリヴィアンから、10万台の新型EVを導入する計画で、アマゾン専用のEVになる、としています。